前髪カットだけで月20名! 絶対なじむ前髪カット“ナジバング”術、すべて見せます!- BECCOイマダマコトさん-
つねに業界内外から注目を集めるgricoと、大阪で圧倒的な人気のLabyrinthがタッグを組み、心斎橋にオープンした「BECCO」。そこで店長として働くイマダマコトさんが考案した「絶対なじむ前髪=ナジバング」が話題を呼んでいます。
前髪カットで3000円という前代未聞の料金設定でありながら、ナジバングを求めて月20名も指名が入るイマダさん。その人気の秘訣とこだわりぬいたカット術を披露していただきました。
きっかけは「大阪の女性をもっと可愛くしたい!」という思いから
地元・熊本から上京して西日本ヘアメイクカレッジに入学してから、ずっと大阪を拠点に活動しています。クリエイティブな作品をつくれる美容師になりたいと思っていたので、トレンドを知るためにも東京で働きたいと考えたことはあるんですけど…。東京と大阪、どちらも訪れてみて、大阪のにぎやかで活気のあるところや人との距離感が熊本と似ていて大阪に決めました。
美容師として駆け出しのころは、モデハンしながらいろいろ分析するのが楽しかったですね。エリアごとに街の特色を分析したり、自分のどんなところが相手にウケるのか自己分析したり。大阪の女性たちを見ながら「あと一歩何かを変えたら、もっとかわいくなれるのに…」と脳内シュミレーションしてました。
最初は素通りされることも多かったので、どうやったら足を止めてくれて、お店に連れて行けるかを必死に考えてました。すがる思いで「前髪だけでも切らせてください」って伝えてたら、来店してくれるお客さまが増えたんです。全部切ってもらうのは不安だけど、「前髪くらいならいっか」って感じできてくれるようになりました。
約束通り前髪だけをカットしたら、ビックリするくらい垢抜けてキレイになったお客さまが続出。お客さま自身も「前髪だけでこんなに変わるんだ」とすごく喜んでくださいました。前髪を切ると気がつく人が多いから、褒めてもらえることも多くなって自分に自信がつく。それでみんなどんどん可愛くなるんですよ。そんなお客さまの姿を見て、前髪カットを自分の武器の一つにして、大阪の女性を幸せにしようって決めました。