ブラシは素敵な相棒! Z SALONの佐藤典和がブラシの魅力を余すことなく語る

ブラシはプロのピンチを救ってくれる最高の相方。

 

海外では2本使いは当たり前だそう。そして一時もブラシを手からはなさない佐藤さん。

 

フランス製のブラシを愛用している理由は意匠や歴史に惹かれているだけではありません。

道具としてのポテンシャルもとても高いんです。

 

例えばウェディングのヘアメイク出張に行くとき。ウェディングのヘアメイクって時間的にタイトで、道具にもヘアスタイルにもシビアですよね。

新婦史上最高のヘアスタイルを作らなくちゃいけないのに、ヘアチェンジの時間が5分しかなかったり、サロンみたいに道具が揃っていない。

 

そんなシビアな場面をいつも助けてくれたのがこのブラシ。絶対すくってほしい毛束を必ずキャッチしてくれるんです。百発百中です。

何度もブラシを入れなくても、少ないストロークできちんとまとめてくれるから、時間通りに最高の髪型で花嫁を送り出すことができる。

 

ひびを修復して使用している愛用のクッションブラシ。壊れたら捨てるではなく壊れたら直して使うそう。

 

それは撮影でもサロンの営業中でも同じです。

このブラシで何度も不可能を可能にしてきました。自分に自信を持つことができる相方がいるってこんなに心強いことはないですよ。

 

ブラシは自分の知らない文化を教えてくれたし、自信も持たせてくれる最高のアイテムです。

 

 

 

プロフィール
Z SALON 代表 佐藤典和


ハリウッド美容専門学校卒業後、都内店舗を経験後、RITZに在籍。
2006年に下北沢にZ SALONをオープン。その後2008年に銀座店をオープン。

 

(取材・文/高橋優璃  撮影/菊池 麻美)

 

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