美活に4時間かける美魔男のヘアが17年間変わらないわけ−セリーさん−
実年齢が信じられないほど見た目が若々しく、美しい奇跡の女性を世間では美魔女と呼びます。その男性版の「美魔男」と呼ばれる年齢不詳の美しい男性の存在をご存知でしょうか。今回は、通販番組やウエディングMC、セミナー講師として活躍中のセリーさん(なんと50歳!)に、人前に立つ仕事をする上で大切にしている考え方や、若々しさを保つための美活について伺いました。年を重ねても美しくありたい男女必見のインタビューです。
17年前から同じ体型、同じ髪型、同じ若さ!
33歳から、フジテレビのショッピング番組ディノスの専属MCをしています。偶然、ディノスが一般公募をしており、姉のススメもあって受けてみたら採用されて、気づけば17年もたってしまいました。
最初のころは本当に無我夢中で、自分が何をしゃべっているのかわからないくらいでした。キャリアが10年を超えるころから、やっと自分に求められていることがわかるようになってきたんです。通販では商品が主役ですから、自分が商品よりも目立ってはいけません。でも、テレビを流し見しているかたに、「おっ」と手を止めてもらうためには、ぼくはちょっと目を引く「いびつな存在」である必要があります。なので自分のキャラクターを持ちつつ、主役にはならないということを意識しているんですよ。
ディノスのMCの仕事では、自分自身が「変わらない」ことを意識しています。いつものお店に、いつもの店員さんがいたらホッとしませんか。通販番組でもそれは同じだと思っているので、常に同じ体型、同じ髪型、同じ若さでいるようにしています。
8年前くらいからは、ウエディングの司会の仕事をさせていただいています。ウエディングの主役も新郎新婦。だから、目立ちすぎず、でも目を引くという難しい微妙なポジションを目指すというところでは、通販番組と似ていますね。