髪を切るなら断然日本! ロシア人コスプレイヤーのサーシャさんが語る日本人美容師の魅力
アニメなどの日本文化に惹かれて、東京にやってきたロシア・ウラジオストク出身のサーシャさん。語学専門学校で日本語を学び、現在はロシアンメイドカフェのメイドやコスプレイヤー、ロシア語教師もしています。今回は、そんなロシア人のサーシャさんが感じている日本のヘアサロンのよさや、美容師に対する印象について聞いてみました。
『NANA』が好きすぎてウラジオストクから東京へ
子どもの頃、『NANA』(集英社)が好きで、40回くらい繰り返し観ていました。日本の音楽やアニメに興味が湧いて、「いつか日本に行ってみたい!」って夢見ていたんです。その願いがかなって、今から2年前にウラジオストクから飛び出し、東京の語学学校で学ぶことになりました。語学学校卒業後は音楽専門学校でゴスペルを習うことになっています。将来は日本で音楽関係の仕事をしたいです。
学生をしながら、ロシア語教室の先生をしたり、ロシアメイドカフェ『ItaCafe』でメイドをしたりもしています。コスプレイヤーとしての活動もあって、最近では「痛車天国のターシャ」のコスプレで川崎大師の「痛車・痛バイク 交通安全祈願2018」に参加しました。ちなみに、チャンスがあればやりたいと思っているコスプレは、『GOSICK』(テレ東系)のヴィクトリカ。ロリータファッションがかわいいし、ゴールドの長い髪も素敵。あと、日本ではあまりディズニーのコスプレは流行っていませんが、アリエルやエルザのコスプレもしてみたいです。
InstagramにUPされている作品に惹かれてtia by RISELへ
コスプレのときはウィッグをかぶることが多いですが、美容師さんに手伝ってもらうこともあります。くせ毛なので定期的にパーマとトリートメントをしていますし、カラーで染めるのも好きです。今通っている美容室は、渋谷にあるtia by RISEL。いつも佐伯明宏さんにお願いしています。1年ほど前、髪を染めたいなぁと思ってInstagramを眺めていたときにみつけました。とても人気があるし、Instagramに出ている写真もカラーがかわいくていいなって思ったんですよ。私もグラデーションカラーを、とてもいい感じに仕上げてもらいました。
最初にサロンに行ったときはまだ日本語がそんなに得意じゃなかったから、ちょっと緊張しながら写真を持っていったことを覚えています。でも、tia by RISELは、佐伯さんをはじめ、アシスタントのみなさんもとても親切。日本人はシャイな人が多いと言われていますが、美容師さんはみんな積極的に話しかけてくれますし、性格も明るいですよね。ダンスを見せてくれたり、歌を聞かせてくれたり、冗談を言ってくれたり…とても楽しいアシスタントさんもいます。あと、施術中に、ココアを飲みながら携帯をいじったり、雑誌を読んだりする時間も好きです。
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