元美容師のネイルアーティストが人気を集める理由 ―ネイルアーティストと美容師の関係―
髪は自己プロデュースのカギ 信頼できる人に任せたい
ネイルの施術中は前かがみの姿勢になるので、お客さまに頭を向けることになります。だから自分の髪にはいつも注意を払っていますね。それに、アーティスト性を打ち出す意味で、髪型はとても大切な要素だと思っています。ですから私は美容専門学校の友人にずっと切ってもらっています。彼女にお願いしはじめてもう9年になりますね。
私は少しくせ毛なので、彼女にお願いする前はイメージした通りに髪型ができたことがなかったんですよ。今は、ざっくりと長さや色、そのときの気分などは伝えますが、あとは任せています。赤色ひとつとっても、いろいろなニュアンスがあって、どんな色を求めているのかくみ取るのは簡単ではないと思います。でも、彼女は私の気持ちを察して、期待以上のものに仕上げてくれるんです。
学生時代は、赤色はもちろん、金髪からピンクにしたり、緑色や黄色にしたりなど、いろいろなカラーで遊びました。それと比べると今は随分、落ち着いたと思います。本当はショートボブくらいの長さで、髪の色も金髪にしたりなど、年甲斐もないスタイルにしたい気持ちもあるんですけれどね(笑)。とにかく、髪型は自己プロデュースのカギなので、これからも彼女の力は欠かせないです。
♦♦♦美容師への応援メッセージ♦♦♦
私にとって美容室は癒しの空間です。髪を切って、素敵なカラーを入れてもらうと、本当にきてよかったと思えるし、新しい自分になることができます。そのことが、私の活力源になるんです。美容師さんにはいつも力をもらっています。私も同じ美容の仕事に携わる者として、お客さまに力を与えられる存在でありたいです。
- プロフィール
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Latte.
Nail Salon Creative Director/Manami(マナミ)さん
長崎県出身。大村美容ファッション専門学校卒業後、福岡市内のヘアサロンを経て上京。アパレルブランドに勤務しながらネイルスクールに通い資格を取得。ネイルサロンでスキルを磨いた後、独立。現在は恵比寿Latte.のオーナー兼クリエイティブディレクター
http://www.latte-nail.com/
( 取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)
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