熱血女性美容師と出会い「ツヤ髪がデフォルト」に ―食品メーカー営業と美容師の関係―

 

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食品メーカーに勤務しながら、料理教室の企画をしたり、ケータリングを請け負ったりなど、「食」の楽しさを広める活動をしているすずきあいりさん。ご自身で立ち上げたメディア「くらしのみなおし」では、おしゃれなテーブルコーディネートや食べ物の写真などを紹介しています。実は、人気美容師さんとの親交も深いそう。今回は彼女の髪事情を探ります。

 


 

カフェ集客での学び「クーポンよりも人のつながり」

 

子どものころから食べることが大好きで、就職して会社員として働いている間もずっと「カフェをやりたい」と言い続けてきました。すると、あるとき知人から「今度、シェアハウスつくるんだけど、その一階があいているからカフェをやってみない?」と話をもちかけられたんです。

 

当時の私は20代半ば。もちろん飲食店経営は未経験だし、シェアハウスがある街に行ったこともなかったけれど「はい、やります!」と二つ返事で引き受けました。そうして十六穀米や野菜などをふんだんに取り入れた健康的な食事を提供する「101 Room café」を立ち上げたんです。

 

縁もゆかりもない土地で素人がお店を開くのは大変で、集客に苦労しました。クーポンを配布したこともありましたが、それだと割引が目当ての人しかやってこない。それよりも「本当に気の合う人たちとつながっていったほうが、集客のヒントが見つかるかも」と考えて、料理イベントや同年代の集まりなどに参加するように。1年間で1000人と知り合ったんですよ。

 

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そのころから、カフェの経営以外にも、ケータリングをしたり、料理教室をしたり、夜はレンタルスペースとしてカフェを貸したりなど、収益源を増やしていくことができました。「101 Room café」は3年間の賃貸契約が終了するまで続けて、現在は食品メーカーで営業をしています。

 

料理教室やケータリングは私生活で続けていて、また本格的にやりたいと考えているところ。さらに「食」から「暮らし」へ視点をひろげて、「くらしのみなおし」という個人サイトもつくりました。そこでテーブルコーディネートや料理撮影など、ちょっとした工夫でおしゃれになるモノやコトを提案していきたいです。

 

「髪がキレイ」のその先を、美容師さんと一緒に目指す

 

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生活の質を高める意味で、自分の髪に満足していることはとても大切だと思います。私は大体月に1回のペースで美容室に通っています。当然ですが、髪のケアはこまめにしておけば、いいコンディションを保てるし、結果的に1回あたりのコストも低くなるし、施術時間もかからないのでお気に入りです。

 

通っているのは表参道にある「NORA Journey」。担当は阿形聡美さんです。彼女とは同年代で集まるイベントで出会いました。もともとくせ毛が悩みだったんですが、阿形さんに相談すると「もっと自由に髪を楽しめるようにしてあげるよ」と言ってくれたんです。お互いバスケ部経験者で体育会系な部分もあり、意気投合しました。

 

阿形さんのもとに通いはじめてから少しずつ髪が元気になって、今ではツヤ髪がデフォルトになりました。誰かに「髪がキレイ」と褒められたときは阿形さんに報告するんですが、「そんなの当たり前だよ。髪がキレイというベースがあって、もっと上にいけるんだよ」と熱く指導されます(笑)。

 

基本的に細かいオーダーをせず、ほとんど阿形さんにお任せ。ここ数年は髪をめいっぱい伸ばして、めいっぱい切るというのを繰り返しています。以前は、伸ばしている途中に飽きることもあったのですが、阿形さん伸ばしかけでも楽しめるように、前髪のニュアンスを変えてくれたりするんですよ。カラーも私の好きな色を熟知しているので安心。営業の仕事に支障がない範囲でいい感じにしてくれています。

 

>美容師さんとお客さんというだけでない関係

 

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