歌う、弾く、詠む…多才の人が美容室で思うこと -合唱指導者(and more)と美容師の関係-

 できれば、ダメ出しは見えないところで…

 

写真5

 

昔は美容室に行くのがあんまり好きじゃなかったんです。お洒落なところに尻込するタイプだったので、「なんかバカにされている気がする…裏で笑われてるかも…」って変な風に考えてしまったりしていて(笑)。美容室も僕にとっては緊張する場所だったんですよ。

 

でも、今はリラックスして過ごせるようになりました。やりたい髪型を伝えるために、山田涼介くんの写真を笑いながら出したりとか(笑)。そうすると、、「あら随分若い子の写真を持ってきたね」なんて笑ってくれる。そんなやりとりも楽しいですね。

 

でも昔通っていた美容室では、美容師さんが頑張って話しかけてくれるんだけど、話がなかなかかみ合わなくて辛いこともありました(笑)。僕には親切なんだけれど、アシスタントにはつっけんどんに指示を出しているところを見ちゃったりして、「そんな怖いところ見せないでよ…」って感じたことも(笑)。

 

写真6

 

もちろん、今の美容室は好きだし、そういう不満はありません。美容室にいくとやっぱりさっぱりして心地がいいし、美容師さんの仕事へのひたむきな姿勢もすごく好き。これからも信頼してお任せしていきたいです。

 

 

♦♦♦美容師への応援メッセージ♦♦♦

朝早くから夜遅くまで、美容師さんたちが一生懸命働いていることを知っています。だから、美容師さんが駅前でチラシを配っているときは、僕は必ず受け取るようにしているんです。下積みの期間もあるし、大変なこともあると思いますが、美容師さんは人を幸せにできる仕事ですから、どんなことがあってもめげずに頑張っていただきたいです。僕も、負けずに頑張ります。

 

 

プロフィール
合唱指導者、指揮者、歌人、俳優
栗原 寛(くりはら ひろし)

東京都出身。早稲田大学第一文学部卒業。フリーランスの合唱指導者、指揮者、歌人などとして活躍。2005年に第一歌集『月と自転車』(本阿弥書店)、、2012年『窓よりゆめを、ひかりの庭を』(短歌研究社)、2015年「女声合唱とピアノのための『栗鼠も、きっと』」(信長貴富作曲、音楽之友社)を出版。

https://twitter.com/hiroshi_kurihar

 

( 取材・文/外山  武史  撮影/菊池 麻美)

 

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