美容師さんの「かわいいね」が元気の素 -企画職と美容師の関係-
一般企業で働いてわかった「かわいい」のありがたさ
多分、私がモテる髪型にしたいとか、男性ウケいい髪型にしたいとか、そういうことを考えているタイプだったら、男性美容師さんに相談した方が、明確なアドバイスやスタイルを提案してもらえるのかもしれません。そういう気持ちになったらぜひお願したいなとおもうのですが、私は誰かの理想よりも、「自分らしい髪型」を求めています。その場合、私の内面まで知ったうえで「らしさ」をうまく引き出してくれる女性美容師さんのほうがいいのかなぁと思ったり。
そして、実際にいい感じに仕上げてくださる。新しい髪型が気に入ったときは、やっぱりうれしいです。お店を出るとき、美容師さんやレセプションの方から「かわいい」とか「きれい」とか、「似合いますね」などと褒められると、切ってよかったなって思うんですよ。
振り返ると、理美容化粧品の会社で勤めていたときは、「かわいい」とか「きれい」とかいう言葉はすごく身近にありました。みんなあいさつ代わりに言っている感じがして、「本当に思ってるの?」と感じることがあったくらい(笑)
でも、一般企業に転職してからは、「かわいい」はそんなに身近な言葉ではありません。「かわいい」とか「きれい」とか口にすることにみんな照れがあるし、下手したらセクハラとかになってしまうじゃないですか。気軽に言える感じではないわけで。
美容師さんの言葉には、美容のプロとして視点が反映されているので説得力があります。褒められると元気になれるんです。だから、できるだけいっぱいうれしい言葉を浴びせてもらいたいですね(笑)。それが私の明日への活力になります。
♦♦♦美容師への応援メッセージ♦♦♦
私は美容室でリラックスする時間を大切にしています。仕事中の自分とは違う素の自分になることができる場所。居心地のいい空間です。だからこそ、いろんなことが気になってしまいます。スタッフさんの雰囲気がいつもと違うと「元気ないのかな?」と気になったり…お客さんは意外と店内を見ていますよ。
- プロフィール
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小瀬 知花(こせ はるか)
ダンサイエンス株式会社 企画部
http://www.donescience.com/
BE-STAFF MAKE-UP UNIVERSALを卒業後、理美容化粧品を扱う会社に就職。メイクのインストラクターとして活躍。新しい挑戦の場を求めていたとき、ダンサイエンス株式会社と出会う。マーケティングや広告の経験ゼロからスタート。企画のプロを目指して奮闘中。
( 取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)
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