美容師は医師やパイロットと並ぶ専門職だと思う -広告代理店営業と美容師の関係-
苦手だった美容室が好きな場所に
やりたい髪型を相談したとき、「モデルさんとは首の長さと顔の輪郭が違うから、同じ髪型にしても望み通りの雰囲気にはならないよ」などと、ハッキリと言ってくれるのもありがたいです。もし、「はい分かりました」と言ってやってくださったとしても、それが自分に似合わなかったら、しばらくは残念な気分で過ごさないといけなくなりますから。だから、自分に似合う髪型を提案してくれる美容師さんは本当に尊敬するし、さすがプロだなと思いますね。
営業という仕事柄、施術中にいろんなことが気になって、客先に訪問したときと同じように、美容師さんにヒアリングしてしまうのですが、茂木さんはいつもPEEK-A-BOOさんの講習に行った話とか、使っている薬剤についての話とか、熱心に仕事の話をしてくださるんですよ。それを聞いていると、「ちゃんと勉強されているんだなぁ」と感じて、信頼感が増します。
昔は、美容室に行くのがあまり好きじゃなくて、「身だしなみのために行かないといけないところ」でしたが、しっかりとカウンセリングして、似合う髪型を作ってくれる美容師さんと出会えたおかげで、好きな場所に変わりました。これからもプロの立場から、素敵な髪型を提案していただけたらと思います!
♦♦♦美容師への応援メッセージ♦♦♦
営業という仕事は、極端な言い方をすれば、誰でもできる仕事です。一方で、美容師さんの仕事は、誰でもできるわけじゃありません。私は美容師さんを、医師とかパイロットに並ぶ、専門性の高い仕事だと思っています。人の体の一部である髪を切るなんてプロでないとできませんし、しかもその人に似合う髪型を作るなんて神業だと思います!
- プロフィール
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野田 麻矢(のだ まや)
株式会社ピーアール・デイリー
http://www.prdaily.jp/
高校時代に生徒会長として文化祭を盛り上げた経験などから、自ら企画し、人を集めてイベントを行うような仕事をしたいと考え、総合広告代理店DACグループに入社。性格の明るい、いじられキャラとして、社内外から愛される存在。
( 取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)
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