手ごわい髪質のヘアサロン難民が選んだ美容師とは? -モデル/女優と美容師の関係-
広告モデルや女優として活躍中の藤井沙央理さんは、艶のあるロングヘアの持ち主。なかなか相性のいい美容師さんが見つからず「ヘアサロン難民」になってしまったことも…。そんな藤井さんの髪事情を聞いてきました。
美容師さん泣かせの髪質です
私の髪って、量が多くて、太くて、コシが強いんです。だから昔から扱いにくくて困っています。なかなか思い通りの髪型にできないので、基本的にずっとロングですね。美容師さんが使っていらっしゃる「カット教本」の内容のように、基本に忠実なカットをしても、イメージ通りにならないんです。ちょっと珍しい髪質だと思っています。
そんな背景もあって、一番私の髪の扱いが上手だったのは母。ウチの母はとても凝り性で、美容師さん専用のハサミを自分で用意して、私の髪を切ってくれていました。
モデルや女優の仕事をはじめてからは、役作りのしやすい髪型を意識しています。「やりたい!」という動機だけで二回ほどボブに挑戦したことがあるのですが、小学生のころはヘルメットみたいになってしまいました。
大人になってからのボブは、「ちょっとイメージと違うね」とキャスティング会社の方にダメ出しされる始末。仕事に影響しないように、再び髪の毛が伸びるまでエクステのお世話になりました。
私たちの仕事では、自分のイメージを崩しすぎないこと、そしていろいろな役柄に合わせられるようにアレンジしやすい長さをキープしておくことが大事なんです。