「20代美容師はもっと夢をみてもいい」L.O.G by U-REALM代表・唐沢憲司のモチベーションを保つ秘訣とは

20代美容師、まだ人生決めなくていいんじゃない?

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-唐沢さんは美容師をしている途中でやめたいと思ったことはないんですか?

やめたいって思ったことないんですよ。 美容師になりたいって思ったときから、せっかく美容師になるなら東京の美容師になりたいし、芸能人もカットしたい。すっごい稼ぎたいって思ってました。20代のうちで給料が少なくても6畳のワンルームでも、20代の美容師ってこんなもんだよな、と思ってたから、苦しいこともお給料が少ないことも全然気にならなかったんですよね。

-モチベーションを保てた秘訣はなんだったのでしょうか?

そもそも、20代って惑わされますよね。 美容師じゃない同年代より忙しいのに給料は10万円くらい違う。20代ってその10万の差がデカい。そうすると気持ちが惑わされちゃいますよね。その迷いはすごくわかります。 でも美容師って頑張って続けたら、努力次第で一カ月で給料10万円くらい平気であげることができる職業でもある。一般企業で翌月のお給料が10万円上がることってまずない。 確かに地味な10年でしたけど、20代前半で人生決めちゃうのは早いですよ。もう少し夢をみてもいいんじゃないかな?

-唐沢さんは「L.O.G by U-REALM」に勤める他に、「026」という個人サロンの社長ですが、これはどういった経緯でOPENされたんですか?

男であるからには自分の好きな雰囲気のサロンを持ちたかったんです。それに「U-REALM」の経営者は高木だけですが、ゆくゆくは自分もU-REALMの社長になりたいんです。 それには自分もサロン経営の経験があった方がいいですよね。

-高木さんにそのことをお伝えしたときの反応はいかがでしたか?

最初は応援したいけど、手放しには応援できない、と言われました。
でも僕自身、「U-REALM」にはすごくお世話になっているから独立するのは嫌だったんです。それに「U-REALM」大好きだし。 でもヘアメイクをする上で、U-REALMのフェミニンなスタイルとは別に、自分の好きなLA風、ストリート感、トレンド感をミッスクした自分の色を突き詰めたかったんです。 U-REALMとは違う色のお店でもスタイルを作っていれば自分のブランディングにもなるし、だからやっちゃおう、て。立ち上げてしまえば止められないですよね(笑)。
高木も僕のこの性格はわかってくれていると思っているので、2015年末に「026」を立ち上げました。 でも「L.O.G by U-REALM」の売り上げは下がっていません。むしろ右肩上がりになりました。「026」も立ち上げたことでモチベーションも上がったんです。

>当たり前のことを当たり前にできる美容師になってほしい

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