KYな発言を繰り出す「トンデモ美容師」5選!
Case.4 髪の扱い方に厳しい「ダメ出し美容師」
プロ意識の高さが災いして、お客さまの髪の扱いについて一言多い美容師さんもいるようです。
「『バランスが悪くなるので、自分で髪の毛を切るのはやめたほうがいいですよ』って叱られたけれど、どうしても気になって我慢できなかったんです!」(20代/女性)
「『トリートメント、もっといいの使いましょうよ』と言われました。図星だけど、お説教っぽく言わないでほしいな」(20代/女性)
お客さまへのダメ出しはタブー。「次からは、○○したほうがいいかもしれないですね」などと、お客さまを否定しないいい方を身につけたほうが良さそうです。
Case.5 ドヤ顔連発「武勇伝美容師」
破天荒なエピソードをたくさん持っているばっかりに、お客さまが話している話題に自分の武勇伝をぶつけてしまう美容師さんもいます。
「最近、休日出勤が続いていてと話したら『俺、ここ3カ月休んでないです』とドヤ顔で言われて話す気が失せました」(20代/女性)
「週1回、3kmジョギングしていると言ったら、『それは走っているとは言いません。5kmは走んないと』と鼻で笑われた。美容室、変えました」(30代/女性)
というように、お客さまのちょっとした自慢を台無しにする発言は慎みたいところ。自分の自慢はグッと喉元で抑えて、「それは大変ですね」「偉いですねー」と、お客さまの話を盛り上げることに徹しましょう。
まとめ
① 地雷は意外なところに潜んでいる!言葉選びは慎重に
何気ない一言が、お客さまの心にグサリと刺さってしまうことも。とくに容姿に関するコメントはできるだけ避けたほうがいいかもしれません。
②「それ、初めて聞きました!」というスタンスで!
話を聞くときはリアクションが大切。お客さまの話に興味を持っていることや「教えてほしい」という気持ちを前面に出すことをオススメします。知ったかぶりは禁物です!
③自分の話より、お客さまの話を優先しよう!
お客さまの話に刺激されて、自分の話をしたくなってしまうことも。でも、それをお客さまが聞きたいとは限りません。お客さまがどんどんお話したくなるような「聞き上手美容師」を目指したいところです。
(文/外山 武史)
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