今売れているあの人たちも売れない時代がありました! “紺野ショート”ACQUA 紺野善仙דミスター・バレイヤージュカラー”GALA泉貴寛 ブレイクきっかけ対談

 

ACQUA 紺野善仙(コンノヨシノリ)さんとGALAの泉貴寛(イズミタカヒロ)さんは、お互いをリスペクトし、送客することもあるほどなのに、実際に会ったことはなかったそう。

今回は、偶然にも同学年であるお二人を引き合わせて対談していただきました。今でこそ売れっ子のお二人ですが売れない時代も長かったのだとか。ブレイクまでの苦労話は必読です。

 


 

泉さん「注目している美容師を聞かれたら『紺野さん』って答えています!」

 

 

編集部二人はどういう知り合いなんですか?

 

泉さん:友人から「ショートが上手い人がいる」と聞いて見たのが紺野さんのInstagramでした。髪の質感やつくる女性像が印象的で、釘付けになってしまって。それから、紺野さんが解説しているショートの切り方を参考に勉強しています。お客さまや知人の美容師さんから、「尊敬する美容師は?」と聞かれたら迷わず「紺野さん」って答えていますね。

 

紺野さんありがたいことに、泉さんの紹介でお客さまがいらっしゃることもあるんですよ。僕も泉さんのInstagramを拝見しています。ショートヘアで上手くカラーを入れられる人は少ないので勉強になります。あのカラーの配置は気持ちいいですね。

 

編集部:あらためてお二人のウリをうかがっていいですか?

 

泉さん:得意なのは外国人風のハイトーンですが、大人の女性にも似合うような気品と艶感のあるデザインカラーを目指しています。

 

紺野さん僕はショートヘアですね。#紺野ショートをはじめ、自分印をつくることを意識してやってきました。#長めショートとか、#ショートとボブのあいだ とか、今まで存在していたけれど名前がなかったスタイルに自分なりに名前をつけたりしています。

 

紺野さん「モデハンが苦手だったから1年も2年も続くとさすがに辛かった」

 

 

編集部:今はお二人ともサロンの顔のような存在だと思いますが、売れない時代も長かったと聞きました。本当でしょうか?

 

紺野さん:デビューして2年くらいはくすぶっている時期がありましたね。毎日のようにモデルハントしていて、なんかもう嫌だなって思っていました。

 

泉さん:僕も同じです。ハントが得意じゃなかったんですよ。僕は前職サロン(編集部注 デザインに強い某サロン)に中途で入ったこともあり、デビューしたのが26歳くらい。ただでさえ遅れているのに、売上は月40万円くらいだったんですよね。1日1人しかお客さまがこなかったことも。モデルハントをしてサロンにきてもらったのはいいけれど、リターンしていただけなかったり…きつかったですね。

 

編集部:二人ともモデルハントで苦労なさったんですか?

 

泉さん:声をかけるからには生涯顧客になってほしいじゃないですか。だから、僕がつくりたい女性像を一生懸命話すんだけれど、みんな急いでいたりするので、なかなか難しい。短時間でどれだけ印象づけるかが勝負なんですけれど、それができなかった。しかも、前職のサロンでは100人に声をかけたら50人連れてこいっていう感じだったので、無理でしょ!って思っていたんですけれど(苦笑)。実際は100人中、20人くらいでしたかね。

 

紺野さん:100人中20人でも十分すごい。僕はその半分くらいですよ。1年も2年もそんな調子で続けていると辛くなりますよね。

 

泉さん:僕はGALA(2016年12月オープン)ができる前に少しフリーで働いていて、そのあたりから少しずつ売上は上がったんですが、つい最近の話ですね。

 

>手を広げるより、好きを突き詰めたほうがいい

 

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