『眉カット王子』に聞く！ 美容師が今すぐに眉カットサービスを始めるべき理由
美容師が眉をデザインすることが当たり前の世の中にしたい
Q.眉カットサービスを開始する上でのポイントを教えてください。
眉カット自体は、初期投資がほとんどかかりません。ハサミと鏡があればできます。髪の施術が終わったらその流れで「眉もきれいにしましょう」と提案できる。やろうと思えば、今すぐに始められます。
眉カットを広めるために欠かせないのは、技術だけではないと思っています。せっかく価値あるサービスを提供しても、お客さまにその価値を感じていただくことができなかったらあまり意味がありません。セミナーでは、技術講習に加えて、価値の伝え方についても重点的に教えています。カギとなるのは、プロとしてのカウンセリングと提案。お客さまの骨格や、眉のかたち、お顔のバランスを説明しながら提案し、確かな技術でお客さまにとって一番バランスのいい眉をつくれば、メニューとして認めていただけると思います。
美容師は女性を美しく、男性をカッコよくする職業ですよね。髪の毛を切るだけではなく、眉カットもしてより魅力的なお顔の表情を引き出せるようになってほしいです。眉カットをすることによって、メイクにも興味がわいてくると思います。そうなると、美容の仕事はより一層楽しくなります。できるだけたくさんの美容師さんに眉カットを広めていただき、髪だけではなく、眉毛も美容師がカットすることが当たり前の時代がくることを願っています。
～眉カットの流れ～
①まずは眉の厚みを調整します。眉尻は厚みを薄くしていきます。厚みを調整することによってペンシルが当てやすくなります。
②次にアウトラインを生成します。お客さまの骨格や、眉毛の生え方、かたちを考慮して決めていきます。
③アウトラインが決まったら、無駄な眉毛を処理します。皮膚に負担をかけずに立体をつくるために、一本一本丁寧に切ります。抜いたり、剃ったりすると肌に負担がかかるのでお勧めしません。
④濃さを整えます。ここはかなり繊細な作業になりますので、興味があるかたはぜひセミナーを受けにきてください。
⑤最後に毛並みをといて、色と陰影をつけていきます。毛が足りないところはペンシルで描いて、最後に馴染ませて終わりです。
- プロフィール
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株式会社イース 代表取締役 木梨純平（きなしじゅんぺい）
立体造形からの眉カットを確立したアイブロウのスペシャリスト。beauty garden [e:s]の代表。大阪ではbeauty garden [e:s]（ビューティーガーデンイース）、東京ではマサトパリ六本木にて多くのお客さまの眉カットを担当。日本アイブロウ協会認定講師。サロンワークだけでなく、講師やイベントなど様々なメディアでも活動。SAVVY、MISS、BAILA、GLAMOROUS、Richer、Hanako WEST、MAQUIA等各雑誌掲載。おはよう朝日です、ちちんぷいぷい、なるトモ！、おはようコール、パテナの神様、素敵なひととき等、その他TV出演多数。専門学校での講師も担当。
https://www.beauty-garden-es.com/
