tricca Daikanyamaのキッズカットを体験! 月80人のキッズを素敵に仕上げ続ける秘訣とは?
いよいよ施術! サロン嫌いな子もビックリの早ワザカット!
いよいよ施術。シャンプー台に座れるくらいの身長があればシャンプーをして、小さくて座れない場合にはシャンプーはなし。シャンプーができるようになるのは3歳前後だそう。
「iPadでキッズ用のヘアカタログや大人用のヘアカタログを見て、ご希望をお聞きしています。女の子の場合、毛先を揃えるくらいが多くて、男の子の場合は、スッキリさせつつ刈り上げないというスタイルが人気ですね」(折居さん)
施術前、子どもがおとなしくなるための準備とは?
「キッズカットは、スピードが勝負です。お子さまの集中力や忍耐力を考えて、10〜15分程度でカットするのが理想ですね」(折居さん)
カットの間は、お子さまが動かないようDVDを見てもらうことが多いのだそう。
「3歳くらいのお子さまならトーマス、もっと小さい子だといないいないばぁっ! のDVDを見せることが多いですね。どんなDVDがいいのかは、お客さまや子どものいるスタッフから情報を仕入れています」(折居さん)
キッズカットで使用している道具とカットのコツは?
DVDに集中している間に素早くカットしていきます。キケンが少なく、かつ自然に仕上がるレザーを使用することが多いのだとか。
「ただし、耳まわりをレザーでカットするのは難しいので、そこはバリカンを使います。バリカンを怖がる子も多いので、そういう場合には、ハサミを使います」(折居さん)
動いてもキケンが少ないため、キッズカットにはレザーを使用することが多いのだとか。
キッズカットには欠かせないのがこのコーム。とかしてカットするだけで、自然なズレが生まれて、仕上がりもより自然に。
レイヤーを入れたり、セニングハサミで梳いたり。折居さんいわく、大人のカットとキッズカットはほぼ同じだけど、キッズカットの方がより難易度が高いそう。なぜキッズカットの方が難しいのでしょうか?
「頭が小さいため、どうしても作業が細かくなりますね。また、頭の形がいびつな子も多いので、頭の形がキレイに見えるように計算しながらカットするのも大切です」(折居さん)