【YouTube無料動画】Adele川端康平×nex宮本栄一の愛弟子が髪質改善ガチンコ対決。最新技術公開で有料級の濃さ。人生初の縮毛矯正。細毛ハイダメージ毛がどこまで蘇る?
いよいよ決戦スタート! 参戦者にも注目
宮本:今日は僕とダニエルさんとで、スタッフによる髪質改善対決を行っていきます。
ダニエル:髪質改善は難しいイメージがあると思います。僕のスタッフたちが再現性のある矯正や髪質改善をやっているところを、動画でお見せするということに挑戦します。
宮本:nexを代表するのは僕の弟子でもある、スタイリストの島野伊央汰です。彼は本気で来ていますからね(笑)
ダニエル:Adeleからはスギヤマハヤトが参戦します。僕のオンラインサロンで学んでいて、縁あって一緒に働くようになりました。
宮本:スギヤマさんは、ダニエルさん信者ですね(笑)
両チームの髪質チェック
ダニエル:それではAdeleチームのモデルの髪質をチェックしていきます。内側にいくにつれてクセが強くでています。表面にはあまりクセが出ていません。
スギヤマ:カラーもしていない、地毛なんです。濡れていてもクセが強くでているので、根元はクオライン250と200を1:1。毛先のダメージがある部分には250と130でいきたいと思います。
ダニエル:それとnexチームの方では今回はエステルを使うみたいなので、僕らはエステルは使わずに施術します。
宮本:さてnexチームのモデルさんの髪も見ていきましょう。
島野:表面にふわふわしたクセが出ています。カラーは2カ月おきのペース。縮毛矯正はしたことがないとのことです。
宮本:どれくらいのスペックでいくんですか?
島野:ウラノスH、GMT10%、スピエラ5%という黄金比で。ケラチンも混ぜようかなと思います。
宮本:髪の毛を触るとやや硬くてしっかりしているのが分かります。そのスペックで十分だと思います。あとnexチームは熱入れにはめちゃめちゃこだわっているんで、そちらは後編でも見せていきたいですね。
島野:今、髪が濡れた時の強度を見ています。あまりにも伸びすぎると薬剤の強度を弱めます。顔まわりの毛が細く、ダメージもあるので、そこに耐えられるくらいの薬剤でいこうかなと思います。
ダニエル:クセって、人によって1本の狂いなく伸ばしたところで、それがお客さまが喜ぶかどうか。そこは価値観がバラバラなので、え?と思う人もいるし、逆も然り、伸ばしかたが物足りないと思う人もいる。美容師としては、個々の最終的な仕上がりの違いを知って、施術する側としてのレパートリーを増やしていくしかないということ。どこかの段階で道が分かれる。最初は還元剤を使うことだけど、いろんな手法で分かれていく道を見て、参考にしてほしいです。
施術アプローチの違いは必見!
宮本:今、スギヤマさんの薬剤塗布を見ています。スギヤマさんはその塗り方は確実に僕の影響を受けていますね。
スギヤマ:はい。そうです。
ダニエル:実は僕も宮本さんの影響を受けているので(笑)。
宮本:縮毛矯正のお薬を塗る時、手のひらに乗せてパネルごとに塗っていく人が多いと思います。でも最初に塗ったところと最後に塗ったところの時間差によって、薬剤の還元ムラが出てしまう。マンツーマンでやっている美容師は特にそれを極力なくしていかないといけない。反応が違ったり、クオリティも変わってくるので、この塗布作業は早いに越したことはないんですね。なのでカラー塗布のような感覚でスピーディに根元につけずに塗るのが一番いいかなと思います。
ダニエル:ロングで軟毛の人や、カラー毛のお客さまが多いのですが、今回のモデルは例外で毛が太いんですよね。そこでアルカリ度を高く設定したいので、200がアルカリ度4、130がアルカリ度1、今回はバージン毛で矯正履歴やカラー脱色履歴がない。そのためアルカリ度を高く設定して根元も攻めます。中間から毛先に関してはアルカリ度をそこまであげずに還元できます。
宮本:エステルに頼りすぎちゃっている人もいますよね。
ダニエル:僕も髪の毛をビビらせたことがあるんですけど、大体の原因がエステルなんですよね。
宮本:nexチームの場合はエステルを入れています。Adeleチームはアルカリ域での施術。うちは中性〜弱アルカリという感じ。中性でアタックして髪の毛をどれくらい膨らませるかが大事。一概に「カラー毛だからコレを使う」ということではないので、自分の価値観ややり方など考慮して薬剤選定していくと一番キレイにできるかなと思います。
ダニエル:エステルを使うと髪の毛がポーカーフェイスになるのですが、流すタイミングの指示出しはどのようにやっているんですか?
宮本:まずは顔まわりの一番慎重なところで薬剤選定をします。ビビるよりは還元不足の方がまだ打つ手があるんですよね。万が一ヤバくなったら上から即、レブリン酸をかぶせて、過膨潤・過軟化をおさえていきます。
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(文/QJナビDAILY編集部 動画制作/トカジショウタ)
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