金井亮さん Twitterのフォロワー数で値段が変わる美容室がウケ続ける理由

 

2017年秋にTwitterをざわつかせた、Twitterのフォロワー数で値段が変わる美容室。

美容業界でははじめての試みである、Twitterのフォロワー数によっては髪をカットしているのにお客さまにお金をあげるという思い切ったサービスを思いついた金井亮さん。

今までのサービス業の常識では考えられないサービスをはじめた経緯やお支払いをして起こるメリットなどを伺いました。

 


 

 

2017年の秋からこの【フォロワー数で値段が変わる美容室】をスタートさせました。

はじめたきっかけは、美容業界で目立つためにはどうすればいいか。を考えはじめたこと。

 

以前より、美容界は明日の売り上げになる事を考えるが故に右に倣えになる傾向にあると思っていました。例えば炭酸シャンプー。流行りだすとどこのサロンも炭酸シャンプーをとりいれる。カラー剤でもドライヤーでもなんでも同じです。みんな同じメニューや商品になるとメニューでの差別化ができなくなり、今度は価格競争へ。価格競争が起こるということは、最終的に雇用の面でしわ寄せがきてしまい、美容業界はこのまま硬直してしまうと感じます。

 

美容業界内で価格競争をするのではなく、個の存在感をアピールして集客するためにはどうすればいいんだろう、と考えたときに企画に上がったのが、【フォロワー数で値段が変わる美容室】でした。

 

 

こういった企画を一緒に考えてくれているのが、幻冬社の編集者、箕輪厚介さん※。

、自分一人で考えたり同じ業界の人と考えてもても新しいアイディアは生まれてこないと考え、まったく違うジャンルの業界にいる方と考えたほうが面白くなると思い相談させてもらいました。

※堀江貴文著「多動力」や、佐藤航陽著『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』など、ヒット作を連発している編集者。自身もオンラインサロンを運営しているインフルエンサーでもある。

 

美容業界の硬直化などあれこれ相談した際の、「硬直化した業界は一見レッドオーシャンに見えるが考え方一つでむしろブルーオーシャンになる」という言葉をヒントに企画を考えました。

 

 

箕輪さんと企画のアイディア出しをしていると、パッと100個くらい企画がすぐ思いつくんですけど、とにかくポジションとって手を動かしてやりきる。これが箕輪さんと話して学んだ事です。

 

その中の一つが【フォロワー数で値段が変わる美容室】企画。

髪を切って、なおかつお客さまにお金をあげるなんて、美容業界で誰もやったことがないから目立ちますよね。美容業界でポジションがとれる。隙間を見つけてポジションがとれそうだったらそれに飛び込んでいかないと、美容業界内での差別化ははかれないと思います。

 

>お金、本当に渡していますか?

 

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