【髪質改善でズバ抜ける】表参道の若手代表KENGOさんがヘアケアメニューで攻めた背景。顧客満足度120%を叶える教育論

今後は新しい挑戦をしながら、違う分野でも攻めていきたい

 

 

今はこうして代表をさせていただいていますが、僕は新卒で最初のサロンに就職した際、1カ月で辞めているんですよ。その理由も、社会人がしんどいというものでした(笑)。そこから半年間遊ぼう!と決めてバイトしながら遊び、美容業界に戻ってきたんですけど、その戻り方も「フリーターするよりも、お給料が高いらしい」という理由でした。ただ、『DECO』でうちのオーナーに出会ったことが、僕にとっては大きかったです。ずっと近くで見てきましたけど、本当に尊敬できる人で、技術や気配りなどいろいろなことを学ばせていただいて。僕がスタイリストデビュー1年目で売上560万を達成したとき、「もう一軒お店が欲しい」と直談判したんですけど、それも叶えてくれました。僕をここまで引き上げてくれたことに、すごく感謝しています。

 

 

美容師仲間の影響も大きかったです。僕の同世代は、はんぺん(REDEAL大宮・代表)などを筆頭に早くから活躍している人が多くて、彼らからもいい影響を受けました。みんなデビューが早かったので、「どうやったら勝てるんだろ?」と、ずっと思っていたんですよ。新しいことや違うジャンルで攻めた方が注目されやすいかなと思って、髪質改善をやり始めたという経緯がありますね。

 

 

僕はこの髪質改善トリートメントを始めたときに、カラーなどと同じようにメニューのラインに入れることが目標だったんですけど、これはもう叶ってきていて。今では当たり前のようにこのトリートメントを注文してくれますから、今後はもっと違う分野で攻めたいという思いがあります。そこにはデザインも必要ですよね。今は韓国スタイルが流行っているので、そういうものにも落とし込めるような何かをやっていきたい。あとは、違うトリートメントの開発もしてみたいなと思っています。ホームケアアイテムの商品化も楽しそうですよね。

 

 

プロフィール
KENGO(けんご)/『kurt by DECO』代表

1994年、岩手県生まれ。国際文化理容美容専門学校国分寺校卒業、都内1店舗を経て渋谷のサロン『DECO』に入社。デビュー1年で月間売上560万円を達成するなど実績を残し、さらにトリートメント『サイエンスアクア』を活用した髪質改善を強みに、国内外のセミナーで講師を務める。2020年5月、『DECO』姉妹店『kurt by DECO』の代表に就任。

@kengo____24

 

(文/織田みゆき photo/松林真幸)

 

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