業界の常識は破るためにある!? 異端児二人の未来予想図 「あの人に会いたい」美容師×美容師の化学反応 第2回ALIVE西川礼一さん×Gigi間島勇大さん
ALIVEのビジネスをパッケージ化して全国に広めたい
間島:西川さんは、今後どんなことに力を入れていくんですか?
西川:近々、FCの本部を立ち上げます。
間島:どのくらい展開するイメージですか?
西川:全国30店舗くらいいけたらなぁと思っているんですけれど。誤解を恐れずに言うと、ウチのサロンでやっていることは、誰がやってもできると思うんですよね。これまでのヘアサロンって、看板スタイリストがいて、その人たちが引っ張っていくイメージだったと思うんですけれど、ウチはそうでもない。名前を知られているスタッフもいますけれど、少数ですから。ALIVEのビジネスをパッケージ化して、展開していけば全国どこでも稼げるようになるんじゃないかって思うんですよね。
間島:人に依存しすぎずに、仕組みでビジネスを広げていくということですね。
西川:ALIVEといえば、グラデーションカラーっていうブランディングができたかなと思っています。そうすると、それほど人の影響ってないじゃないですか。だから、パッケージングすればFCで展開できる。それに直営店を増やすメリットってあんまりないと思っていて。
間島:利益を削って出すわけですからね。一時的とはいえ、既存店の売上も下がるし、リスクも大きいし。
西川:今日本全国に何十万という数のヘアサロンがあるじゃないですか。完全に飽和状態だと思うんですよ。そんな中で、直営店を増やしていくことって無理ゲーなんじゃないかなって思っていて。
それより、既存のヘアサロンにALIVEが入っていくのが時代的にも合っていると思うんです。たとえば、ALIVEのビジネスを理解してもらった上で、今あるサロンの看板を変えて、必要な道具や材料を入れればできることですから。イチから物件借りて、内装工事をして、設備を整えて…ってやっていたら大変ですよ。既存のリソースを活用していかないと。
間島:いや、すごい勉強になるなぁ。
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