Z世代のスター発掘! jurk tokyoで抜群のファッションセンスと発信力でファンを獲得する、miku(ミク)さんのセルフブランディングとは?

 

SNSでの競争がどんどん激しくなっている近年。デジタルネイティブ世代の若手美容師たちは、どんな武器を持って激しい競争の中を勝ち抜いているのでしょうか?

 

今回は、jurk tokyo(ユルク トーキョー)のカラーリスト・miku(ミク)さんをフィーチャー。学生時代から大好きなファッションをSNSで発信し、各種メディアにも登場していたmikuさん。

入社2年目にしてインスタとTwitterのフォロワー数は計3.7万人を超え、アパレル業界からも注目される存在になっています。そんなmikuさんに、SNSの取り組み方や具体的な発信ポイントなどについて聞きました。

 


 

学生時代から”ファッションアイコン”としての地位を確立

 

 

私はもともとファッションが大好きで。中日美容専門学校のクリエイティブコースへの進学を選んだのは、有名店に就職したり、雑誌に載るようなおしゃれでキラキラしている先輩たちが沢山いたからなんです。

インスタでの発信を本気でやるようになったのも、専門時代に先輩から「美容師になる前からSNSを強みにしておいた方がいいよ」と教えてもらったのがきっかけ。インスタ自体は中学生の頃に始めていましたが、最初は完全にプライベート用のアカウントで。先輩からのアドバイスで、インスタを始めとしてTwitterやTikTokなどの各SNSでの発信に本格的に取り組むようになりました。

 

 

当時発信していたのは、自分の好きなファッションやヘアアレンジです。同じ写真をそれぞれの媒体で投稿をしていたらたまたま全ての媒体でヒットして、フォロワーがどんどん増えていきました。在学中は「39(みく)」というアカウント名を使っていて、いまだにそれで覚えていてくださる方もいるんですよ。

 

当時はきらきらした先輩たちに憧れて学校を選びましたし、実際に影響もたくさん受けましたが、私自身「ファッションは誰にも負けたくない」という強い想いがありました。SNSを頑張る中でファッションスナップにも何度か登場させていただいて、そこは一つの目標でもあったので、とても嬉しかったですね。

 

進む方向がわからなくなったときに出会ったのがjurk

 

 

私が学生だった頃は、東京を中心にハイトーンサロンが盛り上がっているタイミングでした。1年生の時点で私も東京で働きたいと思い始めて、就職先は都内のサロンを探して動いていました。ただ、就活中に「上京したい」という気持ちだけで突っ走りすぎた結果、本当に行きたいサロンが分からなくなってしまったんですよね。

そのタイミングで、お客さんとして通っていた『jurk』のオーナーから「就活どう?」と連絡をいただいたんです。お話をする中で、「二次募集をしようか考えている」と聞き、すぐに「受けたいです!」と返事をしました。

 

jurkはファッションを融合させたサロンなので、面接で1週間のコーディネートをまとめたブックを提出するという課題があったんです。ファッションは私の強みですし、それを表現するために誰よりもおしゃれなブックを作りたい、と思って。

もともと作品撮りなどには力を入れていましたが、それまでは雰囲気重視で写真を撮っていたので、撮り方や作品の作り方を一から見直しました。

 

 

悩みながらも1週間のアイテムが1つもかぶらないようにコーデを作り、海外の新聞や洋服の生地をスクラップして、どっしりとした厚めの本を製作したんですよ。それを評価していただき、無事に内定をいただくことが出来ました。

 

オーナーには入社前から東京で働きたい思いを伝えていたのですが、働き始めてすぐに東京出店の話が発表されてすごくワクワクしたのを覚えています。そのオープニングメンバーに選んでいただき、翌年1月に念願の上京を果たして…。

上京したばかりの頃はまだアシスタントでしたが、入社時点でインスタとTwitterのフォロワー数が数万人いたので、モデル含め多くのお客さまがSNSから来てくれました。その頃はどちらかというと、私自身に興味を持って来て下さる方が多い感じでしたね。

 

 

カラーリストになってからは、ストーリーにスタイル写真を投稿するようになったので、それを見てお客さまが来てくれるようになりました。フィード投稿よりストーリーの閲覧数の方が圧倒的に多いですし、最近はストーリーにも”いいね”を押せるようになったので、いまはストーリー投稿を毎日するようにしています。お客さまの目に止まるよう、載せたいものを5個貯めて一気にアップするのですが、ハイトーン、ワンカラー、パーマ…など偏りなく載せることを心掛けていますね。

普通の投稿は数よりもクオリティを意識しているので、タイミングを見て。忙しい毎日の中でSNSに時間を使うのは大変ですが、jurkでは毎週金曜の朝に”SNSの日”を作っていて、jurkショップの洋服などを撮影して素材を貯められるんです。なので、すごく助かっています。

 

>Instagramは美容、Twitterはファッションと使い分け

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング