バレイヤージュ×リアル海外ヘアで大人気! MEG流、“好き”を自分のブランディングにする方法 #Z世代のスター発掘!
カウンセリング動画に海外ワードを織り交ぜて、届けたい層を確実に集客
今、私が打ち出しているのは、海外ヘアやバレイヤージュのスタイルです。
私の海外好きはかなり筋金入り。子どもの頃は日本のラッパーが好きだったのですが、中学生くらいから海外の、特に西海岸系のHIP HOPを好んで聞くようになり、それ以来ずっとL.A.っぽいスタイルや音楽がずっと好きです。ただ、高校生くらいまではそれを共有できる友達はあまりいませんでしたね。
美容専門学校に入ってからは海外好きの友達ができて、ファッションも存分に楽しんでいました。専門学校のカリキュラムでL.Aに初めて行ったときは、その空気感を肌で感じて「これこそが私の好きなものだったんだ!」と自分の好きなものを確かに掴んだ感触がありましたね。
Instagramで集客するにあたって特に注力していたのは、カウンセリング動画です。バレイヤージュって、男性スタイリストの方が打ち出していることの方が多いんですよ。なので、カウンセリング動画の中に自分を登場させて、女性美容師の私が作るバレイヤージュのスタイルがどんなものなのかを知ってもらおうと考えました。お客さまやモデルさんとの会話の中にも、HIP HOPアーティストの話や旅行、留学など海外ワードがたくさん出てくるように意識して、「この美容師さんはバレイヤージュのスタイルだけでなく、海外ヘアやカルチャーが好きだから同じ世界観を共有できるんだ」と思ってもらえればいいな、と。ただのカウンセリング動画じゃなくて、私のことも知ってもらおうという思惑があったんです。
そんな思惑のとおり、今ではお客さまの大半は海外好きで、半数は海外在住経験のある方や留学の予定のある方。中には、カリフォルニアに住んでいて日本語も堪能ではないにもかかわらず、年数回通ってくださる方もいるんですよ。どこから来てくださるお客さまも本当に嬉しいですが、まさしく私が憧れているライフスタイルの海外の方に自分の作るスタイルが届いたことがすっごく嬉しいです。
そういえば、先日バリ島に旅行したときに気づいたことがあって。バリはオーストラリアの方が多いのですが、欧米系の人は髪が細いからかみんなレイヤーは一切入れずにあえて重さを出したブラントカットのヘアにしている一方、アジア系の方はほぼみんなレイヤーが入っているんですよ。人種によって髪質も変わるから、扱いやすいヘアがここまで違うんだな、と改めて実感しました。これから、自分のお客さまへの施術でも活かしていきたいポイントですね。
>好きなもの・人に囲まれて仕事ができるからこそ、毎日がハッピー!