「寝てません、瞑想してたんです!」 思わず許してしまう、部下の秀逸すぎる言い訳集
営業時間中にサボり中の部下を発見! 思わず笑ってしまった理由とは?(33歳/男性)
僕が以前勤めていたお店では落ち着いた営業時は主に1〜2年目の子たちがチラシ配りをしています。「ちゃんとできているかな」と見周りに行った際に、商店街の唐揚げ屋さんに業務時間中でチラシ配りをしているはずの子が並んでいました。
目が合った瞬間に彼から「お疲れさまです! 〇〇さん唐揚げ好きでしたよね! 持って帰ろうと思って!」と言われたのには笑いました。
まだ若いのでサボりたくなる気持ちは分からなくもないので、そこまで咎めずに2人で唐揚げ食べながら、なんでチラシ配りをするのかを説きました。
めちゃくちゃ怒られると思っていたみたいで、僕の反応が予想外だったため、その後に素直に自分の非を認め謝罪してきた姿がかわいかったです。ドラマで観る警察の取り調べの際のカツ丼効果ってこういうことかと思いました(笑)。
LINEのアイコンを見てお礼完了? 後輩のトンデモ発言(28歳/男性)
自分がアシスタントのころは、先輩たちにご飯に連れて行っていただいたときはその日のうちにお礼の連絡をするのが礼儀だと教わってきました。自分もいい人間関係を築く上ではとても大切なことだと思うので、そのことは後輩たちにも教えています。
ただ、一人だけ自分に対してだけではなく、先輩全員に対してもいつもお礼の連絡がない後輩がいます。「何でお礼を言えないのか?」と迫ったときに、「LINEでその人のアイコンを見たらお礼を送った気になってしまっている」と言われたときは絶句しました。
「ちゃんと教えないと、この子はダメな大人になる」と思い、なぜお礼などをしなければならないのかを丁寧に説きましたし、他の人に対してもそうしてほしくないと思い、今ではご飯を一緒に行ったときは別れ際に必ず「お礼!」と言ってから別れています(苦笑)。
「どうやったらこうなるんだろう」と思えるくらい礼儀ができない子なので、最初は僕に指摘されることにも「?」という感じだったはず。少しずつですが、成長はしてきているので辛抱強くみていこうと思います。
<まとめ>
部下の失敗を注意し、改善を促すことは、上司の仕事。しかし、感情的にならずに、気持ちを抑えて指導することも上司や先輩の役目の一つかもしれません! 部下をつい怒りたくなったときにこのエピソードを思い出して、心を落ち着けてみてはいかがでしょうか。
(文/QJナビDAILY編集部 イラスト/藤本けいこ)