「人見知り」克服しなくても大丈夫!? 有名美容師3名に聞く、人見知りとうまく付き合う性格コントロール術&アドバイス
性格や表現は違って当たり前! 豹柄美容師が指南する仕事の本質―air-GINZAの中村有佑さん
――人見知りエピソードを教えてください。
僕は中途で5年前にairに入りました。当初は緊張していたこともあり、先輩と話すと吃ることがあって、「コミュ障」とあだ名をつけられました(笑)。
――サロンワーク中に人見知りしないためにどんなことをしていますか?
僕はフロアに出るとスイッチが切り替わるんです。もともと「性格やプライベート、モチベーションに関係なく、お客さまの前に立つときは自分を演じる」ということを学生時代の居酒屋バイトで植えつけられて過ごしたからだと思います。オンとオフの切り替えができているので、美容師の仕事をする上では、お客さまを目の前にすると人見知りすることはありません。
――人見知りのいいところを教えてください。
正直あまりありません…(笑)。僕の場合、普段は豹柄を着ているのでアグレッシブに見られるし、SNSやブログで好き勝手に言いたいこと表現しているにも関わらず、オフだとあんまり喋らないので、実際会うと「あれ?」って思われることもあります。
――人見知りで悩む美容師さんにアドバイスをお願いします。
性格や表現の仕方など、もとはどうであれ、美容師はフロアに立った瞬間にお客さまをもてなす仕事。ニーズに応えたり、お客さまが求める期待に対して一歩先を提供したりすることが一番大切です。お客さまもいろいろな方がいらっしゃるので、自分に無理をせず、あくまで自然体でいいと思います。
プロフィール
air-GINZA
スタイリスト/中村 有佑 (なかむら ゆうすけ)
京都府出身。京都美容専門学校卒業。SNSを通じてairの木村氏と出会い、多大な影響を受け2014年に「air」へ転職。「再現性」「似合わせ」を一番に考えたヘアスタイル作りが得意。自ら「豹柄美容師」と名乗り、ブログが人気を博する。
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