インナーカラー特化投稿なのにブリーチをやめたお客さまも逃さないInstagram運用とは? #アンブレラカラー ANLY.小堀誠治さん#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人
今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。そこで、Instagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときの人気TOPに上がってきたスタイル写真を作った美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。
今回は#アンブレラカラー。#アンブレラカラーでTOPにあがってきたのはANLY.(アンリー)のスタイリスト・小堀誠治(こぼり せいじ)さんでした。インナーとアウターで異なるカラーを施してコントラストをつけることで、アウターのカラーが傘のように広がるデザインが特徴のアンブレラカラー。小堀さんのアンブレラカラーは発色の美しさはもちろん、褪色しても残留しないのが大きな特徴だといいます。群雄割拠のカラー美容師さんの中で小堀さんがどのようにしてTOPに出てくる人になったのか探ります。
ニッチなデザインでも「この人なら大丈夫」と思ってもらえる投稿を作る
―#アンブレラカラーで検索すると、12万件の投稿がある中で小堀さんの投稿がTOPに出てきました! ご自身で、なぜTOPに出てきたと分析されますか?
アンブレラカラーを始め、デザインカラーをたくさん載せている中で、色のきれいさはとても意識しているので、それをたくさんの方に見ていただけたんじゃないかと考えています。お客さまの髪の生え方、髪質によって見え方が変わるので、一人ひとりに合わせたオーダーメイドのきれいさにこだわっています。ニッチなデザインだからこそ、見ていただいている方やアンブレラカラーに挑戦したい方に「この人なら大丈夫そう」と思ってもらえるようなクオリティを目指しているおかげかもしれません。
―美しいアンブレラカラーを作るためのこだわりはどんなところにありますか?
筋感を大事にしています。アンブレラカラーの魅力はなんといっても暗髪とのコントラストですからね。そして、ブリーチをする際はパサつきを出さないように気をつけています。ダメージがあると色もきれいに見えないので、ダメージの少ないブリーチというのも大切です。
―アンブレラカラーのようなデザインカラーは、いつから打ち出していたのでしょうか?
僕がデビューしたのがちょうどコロナ禍のときだったのですが、デビュー初日を迎えた翌日からお店が緊急事態宣言による休業に入ってしまったんですよ。なので、「お客さまに認知していただくにはどうしたらいいのか?」「自分は何を武器にしたらいいんだろう?」と考える時間がたくさんあったんです。ちょうどお客さまも在宅ワークが増えた時期だったので、ちょっとした変化がほしいときに挑戦しやすく、根元が伸びても気にならないインナーカラーを打ち出そうと決めたのが始まりです。
それ以来、デザインカラーを打ち出しています。カラーが上手な美容師さんはたくさんいらっしゃいますが、僕は派手さよりも、職人っぽい方向性で進もうと決めました。
>群雄割拠のカラー界隈で「自分が担当することのメリット」を伝える