「日本一の毛流れ職人」センターパートには欠かせない!#ダウンパーマ MEN’S HAIR SENSE大類翔太さん#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人
投稿に「写真」は一切なし! 「動画」をメインに上げて滞在時間を稼ぐ
―大類さんの投稿は、写真がなくすべて動画なのですが、どんな意図があるんですか?
そうなんです。写真はまったく上げていないんですよ。動画しか投稿しないのにはいくつか理由があって、まずは動画のほうが写真よりも「いいね」の数と保存数が伸びやすいんです。写真って、パッと見たらすぐにスクロールしてしまいますが、動画だと最後まで手を止めて見てもらえることが多いんですよ。見てもらえる時間が長くなると、Instagramのアルゴリズムでおすすめに出てきやすくなるので、よりたくさんの方に見てもらえるチャンスが増えることになります。
あとは、お客さまにとっても写真より動画のほうがわかりやすいんですよね。僕の投稿は、一つの投稿に動画がいくつか載っているので、どんな角度も網羅されていて参考にしやすい作りになっているんです。
実は、動画をリールではなく投稿に載せるのもこだわりなんです。普通はリールの方が見られやすいと言われるんですが、僕の場合は投稿の方がたくさん見られているという珍しいパターン。これは自分の強みでもあると考えています。
―そうなんですね。他に撮影方法などにこだわりはありますか?
やっぱり、ただ撮るのではなくスッキリ見える背景ときれいに映るライティングにはこだわっています。毛流れがあるスタイルは、自然光ではなくライトをしっかり当てて質感をわかりやすくしています。当たり前のことなのですが、顔や服に髪の毛がついていないこともしっかり確認してから撮影しています。
僕の投稿はすべてお客さまなので、撮るときに「もうちょっと顔の角度をこうしてください」とかお願いすることもあります。
―お客さまとの信頼関係があるからできることですね。
ありがたいですよね。SENSEがオープンした3年前は、写真撮影をお願いしても「恥ずかしいから」と断られることも多かったんです。でも、Instagramで発信を続けてきた今では「撮ってもらえるんですか」と喜んでもらえるようになったので、それも嬉しいですね。
―最後に、今のInstagramのトレンドや、これからの発信について教えてください。
今、海外ではカットのASMRが流行っているので、これからは日本でも流行るんじゃないかなと思います。
個人的にはお客さまを正面から撮って動いてもらうようなスタイル写真を増やしていきたいですね。この撮り方は韓国でも流行っていますし、自分の投稿の中でも反応がよかったので伸び代を感じているところです。
―今日はありがとうございました!
- プロフィール
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MEN'S HAIR SENSE/スタイリスト
大類翔太
山形県出身。山形美容専門学校卒業後、都内のメンズサロンに入社。2021年に創業メンバーの一人としてSENSEに参加し、トップスタイリストとしてサロンを牽引している。美しいシルエットが特徴の「毛流れセンターパート」は多くの男性に支持されている。
(文/須川奈津江 撮影/菊池麻美)