「パーマは失敗する」のイメージを払拭したい! #デジタルパーマ ゆうやさん #♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人
これからは、美容師のこだわりを知った上でサロンを選ぶお客さまが増えそう
―SNSのことについても伺いたいです。フィードに載せているのはすべてお客さまですか?
そうです。モデルさんは一人もいませんね。なので、基本的にすべてバックショットです。正面の写真を上げていたこともあるのですが、私の場合はお客さまの年齢層が幅広く、お孫さんがいるような世代の方もいるので、なるべくバックショットで年齢層を特定しにくいようにして、そういった方も気兼ねなく来ていただけるようにしています。
―写真や動画の撮り方や投稿で気をつけていることはありますか?
動画を撮影するときに、見ていて酔わないゆっくりしたスピードで撮るようにしています。みなさんそうだと思うのですが、サロンワークの合間に撮影するとどうしても忙しくて撮影するときの動きが早くなってしまうんですよね。今動画でバズっている人も、ゆっくりした動きが多いような気がするので、そこは意識しています。
あとは、文字入れしたときに、画面の外に見切れてしまったりアイコンに被って文字がみえなくなってしまわないように気をつけています。せっかく時間をかけて文字入れしても、見えなかったら残念なので、何度もチェックしています。
―読みやすいのは大事ですよね。Instagramでこれからどんな投稿が流行ると思いますか?
今まではカウンセリング動画が流行ったりしていましたが、そこから一歩先に行って、美容師さんが施術の説明をする動画が少しずつ増えているような気がします。お客さまも、「こういう状態だからこうします」とか「この施術にはこういう意味があります」という施術の理由や、美容師さんのこだわりを知った上で美容院や美容師さんを選ぶ方が増えていくような気がしますね。
―なるほど。最後に、これからSNSで集客をしていきたい美容師さんにメッセージをいただけますか?
SNSでバズっている投稿もそうですし、一般企業が作っている広告やCMを見たら、「自分が同じように動画を作るとしたら、どういう風に作るだろう?」と考えてみるのがおすすめです。広告はプロの方たちが作っているものですし、バズっている投稿も、そこでどんな言葉が選ばれているのかなど、見方を変えるだけで何か発見があると思うんです。自分が作る側になったときの視点を持ってみるといいんじゃないかと思います。実際、私も本でマーケティングの勉強をしたあとは、世の中の広告をそれまでとは違った視点で見ることができて、たくさん発見がありました。
ただ、バズることはあくまで集客のためのプロセスであってそれ自体が目的になってはいけないと思います。「バズるために何をやるか」ではなく、「お客さまが来てみたくなる投稿はどんなものだろう?」と考えるのがいいと思います!
―今日はありがとうございました!
- プロフィール
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ゆうや
千葉県出身。山野美容専門学校卒業後、都内の有名店、個人店を経て美容師の仕事を一旦離れコスメ関連の会社に勤める。2019年にフリーランスとして美容師に復帰。デジタルパーマの投稿がSNSで注目を集め、集客に成功。持ちがよく再現性の高いパーマ技術で顧客からの支持を集める。
Instagram:agomi_shibuya
(文/須川奈津江 撮影/菊池麻美)
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