校則もお堅いお仕事もクリア! #暗髪 sai大賀哲平さん #♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人
朝9時から夜9時までスマホと向き合い……目標は1年で1万人のフォロワー!
―Instagramを本格的に始めたのはいつ頃ですか?
最初は、新型ウイルスの影響でサロンが休業したときですね。当時働いていたサロンも1カ月休業したのですが、その間、何もやることがなくなってしまって。
それまで、僕は一般的な予約アプリを使ってお客さまの層や技術はあまり絞らずに集客していたのですが、Instagramも始めてみようと決めました。
目標は1年間で1万人のフォロワー獲得だったのですが、結果としては350日目にギリギリ達成しました(笑)。
―どのように取り組んでいたのでしょうか?
始めたときはとにかく手探りでしたね。休業中でサロンワークができないし、自宅にいると作業ができないタイプなので、スマホとノートだけを持って、朝9時から夜9時まで毎日カフェでずーっとやっていました。
まずはそれまでに撮り溜めていた写真を使って投稿を作ろうとするのですが、「こんな投稿を作りたい」と思っても、どうやって作ればいいのかわからないんですよ。なので、他の美容師さんやファッション系の投稿を参考に加工の仕方やアプリを調べて一つずつ試すことから始めました。
その時は、1日6投稿くらいしていましたね。
ターゲットにしたいペルソナもしっかり作り込んで、ノートにまとめました。最初に作ったのは、20歳の女性のペルソナで、30分刻みにタイムスケジュールを作って、通学時間やお昼休み、就寝時間前など想定した時間帯に投稿することを心がけていました。絶対に同じ時間に同じ行動をしている人はいるはずなので、その層に刺さってくれたらいいなと考えたんです。
―すごいですね! ものすごく緻密です。
性格や人間関係、使っているスマホの機種まで設定を考えて、休日バージョン、平日バージョン、バイトがある日、ない日のタイムスケジュールも作っていましたね。
―そうして取り組んで、最初にバズった投稿はどんな投稿でしたか?
2020年12月のラベンダーカラーの色落ち過程の投稿です。
Instagramもサロンワークでも「色落ちってどうなりますか?」と聞かれることがすごく多いので、実際に後輩の髪をカラーして色落ちの過程を紹介したんです。
リアルでお客さまに聞かれたことや、Instagramのアンケートで聞いたことをのせることはよくしていましたね。
この投稿がバズったおかげで、この頃は1日を通してラベンダーカラーにしたいというお客さましか来ない日もありました。毎日5〜6人、全員ラベンダーです(笑)。
あとは、図鑑のようにカラーをたくさんのせた投稿も反応がよかったですね。
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初めにバズった色落ち過程の投稿
―暗髪と一口に言っても、本当にたくさんの色があるんだなと思いました。大賀さんの投稿は、アバター風の女の子が登場するのも特徴的ですよね。
これは、ZEPETO(ゼペット)というアプリで作っています。自分の作ったスタイルのカラーを参考に、ファッションなどもお客さまのメインの層である18歳〜20代なかばくらいの女性を意識しています。
最近、使っている美容師さんが増えてきましたが、僕は割と最初の方から使っているんですよ。他の人の変化をつけるために、くるくると回転させているのですが、その投稿は300万人ほどの方に見ていただいて、フォロワーも1000人ほど増えました。
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アバター風の女の子を使ってバズった投稿