今話題の韓国風ウルフ#ハッシュカット小幡もとしさん #♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人
月400人ものウルフスタイルを切っている「日本一のネオウルフ美容師」が誕生
―Instagramのプロフィール欄に「日本一のネオウルフ美容師」とありますが、これはいつ頃からですか?
2019〜2020年くらいのことだと思います。その頃はウルフを打ち出している美容師さんはあまりいなくて、ウルフの新規集客が月170人くらいいたんです。その後も、フォロワー数が増えるにつれて月400名ものウルフを切るようになったため、「こんなにウルフを切っている美容師はほかにはいないよ」と周りから後押しされて日本一を名乗ることにしました。言った者勝ちではありますけどね(笑)。
――投稿にのっているのは、お客さまとモデルさん両方ですよね?
はい。お客さまは顔が映ることを嫌がる方もいるので、バックスタイル中心です。とはいえ、僕のウルフヘアは、顔周りのデザインが重要なので、月に2〜3回はモデルさんを撮影して顔が映るスタイル写真をのせています。
撮影のときは、カット中の動画を撮ることもあります。
―小幡さんのInstagramは写真のみのもの、文字入れしたもの、リールなどバリエーションが豊富ですよね。
ずっとフォローしてくれている方にも毎回楽しんでほしいので、ワンパターンにならないように気をつけています。
中でも、動画は今結構力を入れていますね。リールはInstagramの中でも比較的新しいツールですが、新しいものに注力して取り入れると、おすすめに上がってきやすくなるんです。
文字入れも未だ模索中です。長く続けていると、ずっと上り調子というわけではなく、低迷することもあります。そういうときはこれまでと違うことにチャレンジして、上がったり下がったりを繰り返しています。
ウルフは入り口! 接客や人柄でウルフ以外も任せてもらえる美容師になれる
―お客さまがウルフ以外のスタイルにしたくなったときにも、顧客であり続けてもらうためにしていることはありますか?
生涯顧客のことは常に考えていますね。ウルフ目的の新規で来てくださったお客さまにも、「ウルフから変えたくなったときは、いつでも言ってくださいね。ロングでもショートでもかわいくしますよ」と伝えます。お客さまの中には、ウルフ以外のオーダーをするのは悪いかも……と遠慮されてしまう方もいるので、「ウルフ以外にも任せてもらえるのは、むしろ嬉しいです!」と言葉で伝えることが大事ですね。
美容師であるからには、接客や人柄を含めて認めてもらい、長いお付き合いができるのが一番の幸せですから。
―SNSやInstagramが集客以外に役に立っていることはありますか?
セミナーのお仕事をいただくこともありますし、今はシャンプーのアンバサダーも務めていますがそれもInstagramを見ていただいたのがきっかけです。
―最後に、これからSNSを始めようとしている美容師さんや、SNSに取り組んでいるけれど、結果が出ずに悩んでいる美容師さんにメッセージをいただけますか?
これからどういう働き方するのであっても、やっていないという人は早めに始めた方がいいですね。先程、集客以外の影響の話もありましたが、やっているに越したことはないので。
迷走している人に向けては……僕も迷走することは、常にあるのでその気持がすごくわかります……! 僕がやっていることは、自分を客観視することと、どう見られているのか? 何を求められているか?を、冷静に考える時間を作ることですね。自分の投稿を遡りながら振り返ったり、他の人の投稿を見ることももちろんあります。
その中で、真似できるものを真似するのも大事ですね。真似でオリジナルを超えることは難しいかもしれないですけど、真似してみて気づくことは絶対あるはずです。そんなことを繰り返していくうちに、自分らしいSNSのスタイルができていくと思います。
―確かに、人気があるものを真似してみると、なぜそれが人気なのかがわかりますよね。今日はありがとうございました!
- プロフィール
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小幡もとし
千葉県出身。アーデン山中ビューティーアカデミー卒業。千葉の美容室での勤務を経て東京の大型サロンで副店長まで勤め上げる。2021年にSALOWIN渋谷でフリーランスとしての活動をスタート。ウルフとハイライトをかけあわせたナチュラルなスタイルが絶大な人気を集める。
(文/須川奈津江 撮影/菊池麻美)
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