――Instagramをやっていて、集客以外にサロンワークにプラスになることはありますか？

自分の投稿の写真を見てきてくださるお客さまが多いので、要望のスタイルが再現しやすいですね。このカラーだとブリーチは何回必要です、とか説明がしやすいですし、自分が施術した写真なので、実際の仕上がりとも差が出にくい。昔はカラーチャートを見せながらカウンセリングをすることがよくありましたが、結局その色にならないことが多くて、美容師さんとお客さまの間に認識の差が生まれやすかった。その差を縮めることができるようになったんじゃないでしょうか。

あとは、Instagramの集客というのは入口に過ぎないので、実際の施術でどれだけ真摯にお客さまに向き合うか、満足していただけるかが大切です。

――MORIYOSHIさんのように、Instagramもサロンワークも頑張りたいと思っている美容師さんに応援メッセージをいただけますか。

Instagramもサロンワークも、“やらされている感”でやるのではなく、楽しみながら取り組むのがいいと思います。でないと、続かないじゃないですか。Instagramをやりながら新しいカラーやスタイルに挑戦するのって、美容師ならではの楽しさですよね。自分のコレクションとしても、投稿が溜まっていくと楽しいじゃないですか。

毎日の投稿は、最初は大変かもしれないですけど、やっていくうちに慣れるもの。日常の一部になるくらい続けられると、あとは楽にできるようになりますよ！

プロフィール

SHACHU　Salon Director/人事担当
MORIYOSHI（モリヨシ）

美容専門学校卒業後、有名サロンにつとめるも数カ月で退職し、美術館勤務やフラワーショップ勤務など職を転々とする。美容師に復帰後、SHACHUの立ち上げから参画。柔軟な発想から生まれるオリジナルカラーが人気。ファッション感度も非常に高く、口コミによりアパレル業界や芸能業界からの指名が多い。
moriyoshi0118
https://www.instagram.com/moriyoshi0118/?hl=ja

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