#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人vol.4 #ハイトーンカラー SHACHU MORIOSHIさん
今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。スタイルを発信して集客につなげるのはもちろん、お客さまとのコミュニケーションに使ったり、サロンワークの記録用だったり。使い方や発信の理由はさまざま。溢れるポストの中、#(ハッシュタグ)でスタイル名や技術名がアピールされているのは見る方にも大切な指針になります。今回はInstagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときの人気TOPに上がってきたスタイル写真の美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。
第4回は#ハイトーンカラー。#ハイトーンカラーでTOPにあがってきたのは、SHACHUのサロンディレクターMORIYOSHI(モリヨシ)さんのスタイルでした。(2019年7月検索時)
MORIYOSHIさんの投稿がどのようにして#ハイトーンカラーで一番上に出てくるようになったのか、スタイル作りのこだわりや、SNSの活用方法やについて伺いました。
人気の写真を再ポストすることで人の目に触れる機会を増やす
――#ハイトーンカラーで、MORIYOSHIさんの投稿がトップに出てきました! 率直な感想をいただけますか?
ハイトーンの投稿はInstagramの中でもとても多いので、うれしいと同時にびっくりですね! 自分では#ハイトーンの投稿はしますが検索はしないので、若い人たちが活用しているんだな、という気がしています。
――MORIYOSHIさんは、膨大な量の投稿をされていますが、実際のお客さまの写真が多いのでしょうか。
そうですね。
僕は、Instagramは無料でできるCMだと思っていて。投稿が僕のコマーシャルになるように意識しています。プロフィールページに飛んでもらうと、左側の列が動画、真ん中の列が施術や撮影した写真や簡単なシューティング右列がスタイルというように、戦略的に投稿しているんです。
本当は、動画はすべて雑誌などの作品撮りの動画にしたいなとも思うのですが、まだそこまでには至らないので。これからはそういったクリエイティブな面もゆっくり取り組んでいきたいです。
――なぜMORIYOSHIさんの投稿が、#ハイトーンでトップに出てきたのだと思われますか?
さっきは「戦略的に」と言ってしまいましたが、重要なのは投稿数を上げることだと思います。戦略に捕らわれて、「この写真は上げないようにしよう」とかやるよりは、たくさん投稿して人の目に触れる機会を増やした方がフォロワー数も伸びますよ。僕も、1日1投稿しかしていない時期と3投稿している時期を比べると、3投稿している時期の方が明らかにフォロワー数が伸びました。
ちなみに僕は人気のある写真はレイアウトや組み合わせを変えて何度も再投稿するようにしているんです。というのも、Instagramを始めた当初は、1日にたくさん投稿するとうっとうしいかな、と思っていたんです。でも、フォローしている人がたくさんいる人だとタイムラインは高速で流れてしまうし、Instagramでヘアスタイルを検索しているユーザーは、きっと友達だけフォローするというよりは、かわいいもの、好きなものは知り合いとかに限らずフォローするだろうな、と考えたんです。だからこそ、今まで「いいね」がたくさんついた写真は、何度も投稿して常にタイムラインの上の方に浮上するようにしておくことで、目に触れる機会が多くなるようにしています。過去の投稿をさかのぼって見る人はあまりいないですしね。
>Instagramは集客だけでなく、実際の施術での再現性が高まるのがメリット