【ムラタサダヒロ&中村雄樹】インスタから探せ!センスと技術が秀逸な最新ヘアカラー写真10選
中村雄樹セレクション<3>
ALBUM YAMATOさん @yamato_ike3
中村:続いてご紹介したいのは、YAMATOさんです。こちらの方、村田さんが以前、茨城でセミナーをされていた時にも参加していた方です。ものすごくカラーのことを熱心に研究されていて、とにかくキレイで繊細ですよね。YAMATOさんの投稿って、さらにスワイプしていくともっとカラーの良さが見えてくるんですよね。
このシャンパンゴールドのような色味の発色ってかなり難しいんです。それを営業中にやっていくのも難易度が高い気がします。
ここまでツヤっぽく写真に撮れている理由としては、もしかしたらシャンプー台周辺とか、光が少ない場所で撮影しているからなのかな。色が上手いし、束ねた感じ外国っぽくてステキだなと思います。
ムラタ:いやー、、。上手いですよねー、、、。
(少し、無言になってしまったムラタさん)
中村:ムラタさん、言葉が止まってしまいましたよ(笑)
ムラタ:スミマセン。つい、ウットリしていました(苦笑)。こんなふうに束ねてもキレイということは、ダウンスタイルでもキレイという証拠。束ねてもいいですよ、というお客さまへのプレゼンにもなっているんだなと思うと、ああ、自分も束ねたスタイルを作らなきゃと思わされますね。
中村:余談ですが、最近、カラーの上手い人が増えていますよねー。インスタを見ていると、まだ知名度も経験もまだ浅いのに、驚くほどカラーが上手い人がたくさんいますよね。本当にセミナーなどに通って研究しているんだろうなって感じます。学びの進化って、ある意味で怖いですよ(笑)
中村雄樹セレクション<4>
SIGN 大牧弘昌さん @macky_hair
ムラタ:お!次はマッキーヘアですね。(マッキー =大牧さんのニックネーム)
中村:そうです。マッキーヘアです。マッキーさんのハイライトはすごく細いんですよね。この手のハイライトって、映えないし、うまく撮れない。だからもはやスマホで撮らなかったりするんですよね。僕だったらもう少し太めにしっかりと入れがちだし、撮影の時にハイライト部分をつまんで引き出して、太く目立たせるように見せてしまいがちです。
でもこの写真を見た時に、細いハイライトをすごくキレイに見せていることに圧倒されました。大牧さんが命名されている「ミランダライツ」は細いハイライトをしっかりとツヤツヤに見せているんですよね。すごく難易度が高いと思います。
ムラタ:本当、素晴らしいですね。この細めのハイライトの表現は、マッキーさんならではだと思います。ロングでハイライトを入れるのって、ラインの取り方が難しいんですよね。毛先の方は3年前の履歴があったりするから、根元と毛先には大きな差がある。これを一律にデザインしていくわけだから。きちんとレシピを組み立てながらデザインカラーをしているんだろうなと思います。
中村雄樹セレクション<5>
ADITION いさなさん @__07hria
中村:こちらのいさな君は、1999年生まれの22歳なんです。その年齢でこのヘアカラーができてしまっているのがすごい。スタイルとしても完成しているし、ツヤ感とか明度感とか。僕が22歳の時、ここまで作れたかなーと思うくらい(笑)。若くて技術のある人ですね。
ムラタ:いいねの数もすごい。今の時点で3237以上ついてますね。ヤバイ。
中村:ヤバイですねー。TikTokでも有名な子なんですけど、そこからのファンも流れてきているみたいです。今回の企画でヘアカラー写真をセレクトしたとき、バックショットに特に注目していたんですけど、これは唯一の動画でした。サイドから正面までが一気に見える動画で、お客さまも韓国っぽい雰囲気を持っていて、服装も含めて韓国アイドルのような。ちゃんとトータルプロデュースができていることにも、いさな君に抜きんでた才能を感じてしまいます。
ムラタ:この写真を見せてもらうと、「上手い=経験値」もあれば、「上手い=センス」もあるんだなと。僕もサロンオーナーとして、こういうセンスを伸ばすような教育をしたいなと思います。