企画のスペシャリスト! grico原田直美直伝「アイデアを実現させる5つの成功ポイント」
<1.企画の作り方> 常にアンテナを張ることで、考える癖がつく
企画は、お客さまと話しているときに生まれることが多いです。なにげない相談や雑談から「こんなことをやったら楽しそうかも」とアイデアのヒントが生まれます。
私は、休みの日もテレビを見ているときも、ライブに行っても、海外旅行をしても、常に仕事モードのスイッチをオンにして常にアンテナを張っています。どんなできごとも仕事につなげる癖がついているんです。
そのとき思いついたことを忘れないように必ずメモをしておくのも大切。私はピンときたことはその場ですぐスマホにメモしてます。こうして考える癖をつけていると、人と話しているときのちょっとした言葉に「こういう企画があったら面白いかも」とか、発想できるようになっていくんです。
とは言っても、最初はアイデアを出すためのトレーニングも必要だと思います。
私の場合は、セレンディピティ法というのをやっていました。セレンディピティ法とは、ふとした偶然からアイデアを生み出す方法。例えば「定休日にサロンスペースをいかす方法はないかな」と考えていたとします。そんなときに雑誌を手にとり、パッと偶然開いたページから発想を膨らませるんです。
ファッションページだったら「ファッションデザイナーの展示会してみたら面白そう」とか、健康に関するページなら「ヨガインストラクターを呼んで、朝ヨガしてみよう」など、アイディアが生まれやすくなりますよ。