【縮毛矯正】アルカリストレートの限界に挑む! giteカワムラナオキ、YouTubeにてクオライン使いこなし術を大公開。バージン毛からの劇的チェンジ3時間を完全密着
リクエストQJのYouTubeチャンネルにて、「縮毛矯正」の技術動画をこのほど公開したところ大ヒット。髪質改善の総本山として知られるgiteから、アルカリストレートを得意とするカワムラナオキさんが参戦。豊富な経験と知識で、別人のような髪質に蘇らせました。YouTube動画ではその施術工程3時間に密着し、貴重なハイライトシーンだけをギュと凝縮して贅沢に編集しています。これを見たら、アルカリストレートの苦手意識が解消されるかも!? 見応えたっぷりな動画をぜひお楽しみください。
YouTube動画はこちら
まずは驚きの仕上がりを比較してみてください!
実はこんなにこだわっている!? 薬剤選び
今日のモデルさん、実はバージン毛なんです。広がる癖があり、10年前にストレートの履歴あり。カラー履歴はありません。こちらのモデルさんでアルカリストレートのよさをご紹介できればなと思っています。まずはシャンプーをしてもらいます。
髪の毛を濡らしてみることで、使うべき薬剤がわかります。細毛や軟毛なら癖がなくなります。毛がしっかりした方だと濡れてもうねりが出るんですよ。細毛、軟毛の方は水素結合系の癖なので、薬剤の力は弱くして、熱の力で伸ばします。今回のモデルさんのような、濡れている状態でも癖が出ている場合は、SS結合系の癖のタイプなので、ある程度の薬剤のパワーがなければ癖が伸びないんです。薬剤で癖をとりながら、ブローとアイロンで伸ばしていきます。
僕はいつもアリミノのクオラインを使っています。中間は250と200を2:1。そこに280を20%、ブーストとして入れています。
毛先に関してはクオラインの80とトリートメントを2:1、スピエラ5%を入れます。個人的に、クオラインの配合を表でまとめているんです。何の還元剤が入っているか。シオとシスとシスアミを色分けしています。
今回の250はチオの中にシスが入っている。200はシスアミの中にチオが入っている。リッジがしっかりある場合はチオの力が必要なんです。なのでチオベースにしてシスアミの柔らかさも出したい。チオ、シス、シスアミのトリプル還元で根元〜中間を攻めます。そして毛先の方は80。80にもチオが入っているんです。アルカリ剤にも種類があり、アルギニンが若干入っていて、柔らかさを出しつつ、毛先のリッジ感をとっていきます。ただ単品でいくのではなく、トリートメントでそこを薄めているような感じです。スピエラは補助的に入れています。
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