なぜ世界はフランス女優に惹かれるの?! ヘア&ファッションの極意をおさらいしよう
「シェルブールの雨傘」より (C)Cin -Tamaris photo by Agn s Varda (C)Agn s Varda
エレガントで凛としている。自分を知った、自分だけにしかできないスタイルを貫くフランス女優たち。ブリジット・バルドー、カトリーヌ・ドヌーヴ、アンナ・カリーナそしてレア・セドゥ-新旧4人のヘアからファッションまで、トータル・スタイルを映画ライターの清藤秀人さんが解説します。
ブリジット・バルドー
1934年9月28日生まれ。ファッションモデルとして活躍した後に、女優に転身。最初の夫・ロジェ・ヴァディムが監督した「素直な悪女」のセクシーな姿が世界中で話題となり、一躍トップ女優となる。1973年に女優業を引退。イニシャルを取った“BB”の愛称で親しまれた。
自由奔放なファッション・アイコンはブロンドのアレンジがお得意
今やファッション用語としても定着している”フレンチ・ロリータ”の元祖がブリジット・バルドー、略してBB。本当はブルネットの髪をブロンドに染めていた。無造作なブローでサイドに流す、リボンで結んで結び目をわざと頭の脇に持ってくる、ツインテールとリボンを組み合わせる、などなど、ブロンドの強みをここまで生かした女優はBB以外に思い付かない。さらに濃いアイメイク、そして、ホットパンツにブーツというスタイルで夜のパリやサントロペに繰り出す姿が頻繁にパパラッチされたことも。その際、小さなホットパンツから覗くセクシーなヒップラインや脚線美が、世界中のBBファンを、男性ばかりじゃなく女性をも魅了しまくった。自由奔放なファッション・アイコン。そんな形容詞がBBにはお似合いだ。
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