湿気に負けるな! クセ毛のお客さまのための梅雨どきフィニッシュワーク&アドバイス

簡単4ステップで広がるクセも手なづけられる!


前ページで解説してもらった、クセ毛のフィニッシュワークをSAKURAさんに実演してもらいました。4ステップで簡単に広がりが収まり、クセ毛だからこそできるディテールがポイントになったヘアスタイルに仕上がりました。質感はもちろんウエット!


1、濡れている髪に根元から全体にスタイリング剤をつける

 

 _MG_2416小


スタイリング剤を手のひら全体に伸ばし、根元から手を入れて髪全体にスタイリング剤をつけます。もみあげなど顔まわりの髪にまでつけるのを忘れずに。レングスが長い場合も、根元からしっかりつけて毛束や毛流れをつくってあげましょう。

ドライカット後の髪をしっかり濡らし直してからフィニッシュワークに入ります。少しでも乾いてしまうと出てしまったクセが伸びません。お客さまにアドバイスするときも、その点をしっかり伝えます。


2、粗めのクシで毛流れを整える

 

 _MG_2428小


根元が乱れているときれいな束感ができないので、一度粗めのクシで整えます。 このときの形で仕上げるので、お客さまともコミュニケーションをとりながら!


3、スタイラ-でドライor自然乾燥

 

 _MG_2457小


毛束を崩さないようにスタイラ-をつけてドライ。根元を浮かせたいので、毛束を少し持ち上げながら乾かします。お客さまが自分でされる場合は、自然乾燥でOKです。学校や会社に行く間に自然乾燥させてくださいって、お伝えしています。


4、ディテールをチェック!

 

 _MG_2577小


ウエットな質感のヘアスタイルは、前髪やもみあげ、顔まわりのディテールがポイント。その部分にウエットに見えるようちゃんとスタイリング剤が行きわたっているか確認しつつ、ディテールを整えていきます。

ちなみに波状毛の人だけでなく、軟毛でうねるクセの人もこのスタイリング方法で大丈夫。軟毛の人は根元がぺたんとしてしまうので、根元から毛束をしっかりつくって立ち上げてあげると良いと思います。


フィニッシュワーク完了!

 

 _MG_2575小


髪が濡れているときと同じような、クセがおさまっている状態で完成! 毛先のハネ感など少し残っているクセをデザインに生かしています。お客さまに自分のクセ毛を好きだなと思ってもらえたらいいですよね!

 

>クセの良い状態をお客さまと共有するのが大事!

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング