メンズ顧客の集客力の高さに定評があるfifthから、今一番売れている【波巻きスパイラル】の技術を木村允人（きむらまさと）さんが実演。前編はカット、後編はパーマの二部構成でお届けしています。ツイストスパイラル、波巻きスパイラルの表現の違い、パートごとの構成など、実際のfifth流サロンワークのパーマ施術は必見。さらに木村さんによる理論的な詳しい解説付き。ぜひ動画とも合わせてご覧ください。

波巻きスパイラル②パーマ編はこちら

波巻きスパイラルの巻き方、実演

アウトラインはツイストスパイラルで巻きます。ツイストスパイラルは半ひねりで、逆の方向に巻き付けて、毛先はひねらずそのまま入れ込みます。

（ここでさらに詳しく説明をする木村さん）

ひねる手を下から入れ込み、半ひねりして、捩った方向と逆に巻き付ける。そして毛先はひねりません。

ポイントは、カットで短くして、軽さも出していく一方で、こちらは重くすることで二段階ズラしています。ワインディングでもロット1本分下げます。この場合、薬剤を変えたりもするときがあります。そうすると四段階でズレますよね。

波巻きスパイラルの場合、アウトラインまで波巻きにしてしまうと傘みたいに広がってしまいます。それを防ぐためにツイスパで丸みを出す感じです。ボリュームが出ない人の場合、ツイスパでやって間に波巻きを入れて放射で落ちるところだけツイスパにします。そうすることによってトップにボリュームが出ます。

ゴムかけも重要です。硬いゴムで結構きつめにかけます。1本目は入れ気味にします。

（このやり方はぜひ動画でご確認ください）

＞必見！パーマ剤塗布にもちょっとした工夫アリ