「静岡で子育て・東京で働く」”出稼ぎ”ママ美容師という働き方|「HOULe」erikoさんにインタビュー

地元で伸び伸びと子育てしつつ東京の刺激も味わえる。イイトコ取りな働き方

 

enkyori_03

 

サロンワークの他に、雑誌のヘアページも担当されているんですよね。

 

はい、昔からお付き合いのある出版社の方に「このページはぜひ担当してほしい」とお声掛けいただき、やらせてもらっています。ヘアカタログや雑誌のお仕事は、大体2ヶ月に1度くらいしています。前もって日程を伝えてくれるのでスケジュール調整がしやすく、とてもありがたいです。できる限り続けていきたいと思っています。

 

今のワークスタイルを始めてから、周囲のスタッフからどんなサポートがありましたか?

 

新幹線に間に合うようにお店に出なければならないので、仕事がスムーズに終わるよう、アシスタントだけでなくジュニアスタイリスト、ときには社長までもが手伝ってくれます。長年通ってくださっているお客さまが多いので、お互いがみんな顔見知りで、すごくやりやすくて助かっています。

 

あとは、インターネットを経由して予約状況がすぐに把握できたり、指名をいただいてどうしても入れないときでも、別のスタイリストが快く引き受けてくれたりするので、周囲のサポートは本当にありがたいです。

 

enkyori_06

 

-この働き方はお客さまの理解も必要だと思います。お客さまとはどんな関係性を築いていたのでしょうか?

 

家族に近いような、2~3ヶ月に1回、定期的に会う親戚のような距離感で、お互いのライフスタイルなど細かいところまで話せるような関係です。美容師としては自分で技術どうこうというのは言いづらいんですが、きっと私の技術を気に入ってきてくださっていると思うので、ヘアスタイルを要望通りに仕上げるのはもちろん、ときには提案もしています。

 

静岡で暮らすのであれば、静岡の美容室で働くのが一般的かと思いますが、なぜその選択肢を選ばなかったのですか?

 

最初は静岡で働くことを考えて調べていたんですが、育児をしながら新しい美容室でイチからスタートするのはネックだなと思ってしまって…。スタイリストとして入っても、店ごとのカラーがあって自分の好きなようにやれるわけではないですし、時短勤務でミーティングなどに出られなかったりするなかで、イチから人間関係を築いていくというのは、きっとやりづらいだろうなと。

 

あとは15年東京でやってきて、華やかな場所から田舎に引っ込むのが寂しくもありました。だから、たまに東京にきて刺激をもらえるなら、それも“出稼ぎ”のメリットかなって。

 

>母になり接客に変化が…

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング