サロンですぐ使える! “こなれ”英会話講座 Vol.5編番外編 NG会話集
『Hayato Salons』のGeneral Maneger TAICHIさん監修、『サロンで使える“こなれ”英会話講座』も最終回!
今回は『NG会話集』をお届け。国が違えば、文化も違う。NGとされることも日本と外国では違うものです。絶対にNGな話題から、避けたほうがいい話題まで。悪気なく発した言葉で相手を不快にさせないよう、知らなかった人も改めてチェックして、お客さまに気持ちよく帰ってもらえるよう心がけましょう!
Vol.5 番外編 NG会話集
無意識に聞いていませんか?『Vol.5 番外編 NG会話集』
<絶対にNGな話題>
- 宗教(Religion)
- 年齢(Age)
- 政治(Politics)
上記の3つは日本人でもNGですが、特に世界情勢がナーバスになっている今、宗教や、特定の政治家の話題はタブーです。また、日本人は相手の年齢を気軽に聞いてしまいますが、ほとんどの国では失礼にあたるので、気をつけましょう。
その他に、
- 特定の国を批判しない、批判にのらない
お客さまの中にはある一定の国を指して、非難をしてくる人もいます。もし自身も同じことを思っていたとしても基本会話にのらず、賛同しないようにしましょう。
<避けたほうがいい話題>
- 出身国
- なぜ日本にきましたか?
初対面で出身国を聞くのはあまり好まれません。必要でなければ聞かないほうがよいでしょう。最近多いのが、「なぜ日本にきたのか?」という質問。日本に来る外国人の多くがこの「なぜ?」という質問をたくさん受けており、「なぜ気になるのか?」と、快く思われないケースもあります。どういう経緯で来日したのか確認したいのであれば、
「観光ですか?」/「ビジネスですか?」
→ Are you here for a trip / a business?
(アー ユー ヒア フォー ア トリップ/ ア ビジネス?)
という聞き方にしましょう。
Vol.1〜Vol.5までサロンで使える、“こなれ”英会話講座はいかがでしたか? 全編通して、一度は耳にしたことのある単語や文章ばかりです。今から少しずつでも英会話の勉強を始めたら、2020年の東京オリンピックの頃にはネイティブ美容師も夢ではないかもしれません。まず手始めに「Vol.1電話応対編」でも言っていた“映画を繰り返し見て、耳を慣らしていく”ことからはじめてみてはいかがでしょうか。
- プロフィール
-
Hayato Salons /General Maneger
TAICHI SUZUKI
2002年より、Hayato NY店勤務ののち、2004年〜Hayato Tokyo店勤務、その後General Maneger に。顧客の50%が外国人。外国人のお客さまから「日本にいる外国人であなたのことを知らない人はいないわよ」と言われるほど、熱い信頼を寄せている。
海外から来店される顧客も多い。Hayato Beside Academy で講師としても活躍中。
(取材・文/QJナビ編集部)