【悪用厳禁】メンタリストDaiGoに学ぶ、お客さまの心を自在にコントロールする心理術
人間の心理を鋭く読みとり、自由自在に操る大人気メンタリスト・DaiGoさん。お客さまの心をガッチリ掴みたい。何度でもサロンに通わせる売れっ子になりたい。そんな美容師さんに向けて、コミュニケーションで今すぐ結果を出すメンタリズム式トーク術を伺いました。
数あるサロンの中から選ばれる美容師の条件
子どものころから今に至るまで、いろんな美容室に行きました。担当のヘアメイクさんが元美容師ということもあって、最近は行く回数が減りましたが、機会があったらまたお願いしたいと思う美容師さんはいます。
たとえば、表参道のヘアサロン「artifata(アルティファータ)」代表のCHIKAさん。普通は髪を洗うと形が変わってしまいますが、CHIKAさんに切ってもらったときは、翌日になっても形が崩れず、セットが圧倒的に楽でした。話も上手で、とても素敵な人です。
子どもの頃に切ってくれた美容師さんのこともよく覚えています。校則で髪を染められなかった僕に、彼が教えてくれたのは、髪にワックスをつけて水彩絵の具を指で塗るというもの。本当に色がついて面白かったですよ。
僕ら、お客の側から見ると、美容師の細かい技術まではわかりません。上の二人は、僕でもわかる形で強烈な印象を残してくれた人たちです。街中にたくさんのヘアサロンがある今、決定的な印象がないと、どんどん忘れられてしまいます。
だから、美容師さんがまず超えるべきハードルは「忘れられないこと」。すなわち、お客さまの「記憶に残る」ことが大切だと思います。
記憶に残る美容師になるのは、実はカンタン!
では、髪を切りにきたお客さまに、自分をあざやかに印象付けて、忘れさせないためにはどうすればいいのでしょうか? その方法は、大きくわけて2つあると思います。
・忘れたくても忘れられない卓越した技術力、または独自のウリを持つ
・コミュニケーションで忘れられない人になる
前者は修練の賜物ですよね。でも、後者は「メンタリズム」を使えばカンタンです。そもそもメンタリズムとは、古くはヒトラーの時代から長年にわたって人の心をつかむため研究されてきた心理術です。
「話すのは苦手だ」と思った方も、どうぞご心配なく。いわゆる“話がうまい人”とは“話を引き出すのが上手な人”。メンタリズムのテクニックを使えば、システマチックに相手から話題を引き出し、ポンポンと弾ませたり、短時間で心を開かせたり、相手の脳裏に自分を焼き付けることも可能です。
さあ、さっそくお客さまの脳裏に自分を焼き付けるトーク術をご紹介しましょう!