【COA】ゼロから1年で500万プレイヤーへ。キャリアを再構築した最年少トップスタイリスト伊藤裕也が、大躍進を遂げたマインドセットに注目
話題のサロン『COA(コア)』のトップスタイリストとして、25歳で月間500万の売上を誇る伊藤裕也(いとうゆうや)さん。前職の幹部ポジションを捨て、代表・小西恭平さんの下でゼロからスタートしたのが昨年1月。1年で月間500万プレイヤーへと飛躍しました。小西さんのもとで技術を徹底的に磨き上げ、カット所作から立ち居振る舞いまで学びまくったという伊藤さんに、『COA』を次のキャリアとして選んだ理由や、美容師としてどんなゴールを目指しているのかなどインタビューしてきました。
静岡で美容師人生をスタート。毎日、技術練習に明け暮れた
僕は熊本の美容専門学校を卒業して、上京するつもりで東京にも店舗があるサロンに就職したんですが、配属希望が通らなくて静岡に配属されたんです。社長には東京に行きたいことをしつこく伝え続けて、最終的に「行けないなら辞めます」と直訴し、入社1年で原宿店に異動することができました。スタイリストデビューは、原宿に移ってからすぐです。なので、1年でデビューした感じですね。
そのサロンは3年でデビューできるカリキュラムがあって、営業時間外に一定のトレーニング時間が設けられていたんですけど、僕が早くデビューできたのは、そのトレーニングを毎日6カ月間、集中的にやったからです。静岡には友達もいなかったので、遊びに時間を費やすことなく練習に明け暮れていたんですよ。その環境が良かったのかなと思います。
原宿に移ってからは、渋谷でモデルハントをしまくって集客しました。あとは、「minimo」も利用しました。当時スタイリストが7人いたんですけど、初月の売上は100万。店長の次に売り上げることができました。その半年後、表参道店に副店長として異動になり、売上は右肩上がり。そこでは自動的に集客できるシステムを提案して採用されたので、集客に時間を取られることがなくなったんです。
入社当初から、美容師の仕事を”なりたい職業ランキング”の1位にすることを目標として掲げていて、そのために前職ではまず幹部になることを目指しました。幹部なら時間にもお金にもある程度余裕ができて、「美容師は楽しいよ」と多くの人に見せられるんじゃないかなと思っていたからです。
でも実際に幹部になってみると、毎朝会議から始まって、休日も仕事ですごく大変だったんですよ。自分より上の人はもっと大変そうで、ここにいて自分の夢が叶うのかな?と思えてきて。ちょうどそんな頃に、小西さんのインスタのストーリーを見ていて、スタッフ募集の告知を見つけたんです。翌日には、DMを送っていましたね。
>幹部の座を捨てて、小西さんのもとでゼロからキャリアを再構築