【COAアシスタントがお手本】強みは全国的認知度だけじゃない! キャラ立ちする「セルフブランディング術」
セルフブランディングに役立つ3人のファッション観を教えて!
——3人ともキャラが立っている印象がありますが、ファッションのこだわりがあれば教えてください。
星那:僕はシンプルが好きなので、色とか派手なデザインの服は着ないですね。そのかわり、全体のバランスを見てシルエットにはこだわっています。例えば、ボトムスにボリュームがあるときはトップスをタイトめにするとか、足が長く見えるデニムを履くとか。メーカーさんから服をいただくこともあるんですけど、韓国っぽいのが好きなので、そんな雰囲気を取り入れています。買い物も、韓国の通販サイトが多いかな。
ゆうだい:僕は痩せてるのがコンプレックスなので、オーバーサイズしか着ないんです。最初の頃は黒ばかり着ていましたけど、どうせならファッションを楽しみたいなと思って色を着るようにしたら楽しくなって(笑)。2年ほど髪をピンクにしているんですけど、この頭でいろんな色の服を着ていたらお客さまから覚えてもらえるようになって。今はそれを僕のトレードマークにして、いろんな色のシャツを着ています。
かんたろう:僕はファッションにあまり興味がないです。正直何を買ったらいいのかもよく分からないので、小西さんと一緒に買い物に行って決めてもらうんです。小西さんのオススメがほとんどなので、基本的にはハイブランドになってしまいます。高いですけど、小西さんが着ているブランドだから真似から入ろう!みたいな感じですね。毎日のコーデをあれこれ考えるのも苦手なんです。サロンワーク中に汚れたら、また買えばいいやと思っていて。後輩にもあげられますし。小西さんからいただいた服だけは絶対にあげたくないです(笑)。
目指す美容師像はみんな違うけど、小西恭平には全員魅せられる
——目指している美容師像を教えてください。
ゆうだい:僕は教育活動もしたくて、1年目から都内の専門学校で小西さんと外部講師の活動をさせていただいているんです。10月からは母校で「ウェブマナー」「SNSマーケティング」「フォトスキル」などを教えるために、一人で授業を担当させていただくことになっています。いずれは技術講師もしたいと思っているんですけど、僕は1カ月単位で変わる最新技術や薬剤について発信したいので、COAという場所で最新を学びながら発信できるようになりたくて。ここにいるからこそ、できることだと思うので。
星那:僕は高校生の頃からSNSで認知されるようになったので、人を集める力が多少なりともあるのかなと思っていて。その力をもっと伸ばして、人としても美容師としても、ブランド力がある美容師になりたいなと思っています。「この人に髪を切ってほしい」と思ってもらえる技術力はもちろんですが、「この人に会いに行きたい」と思ってもらえるような美容師になりたい。
かんたろう:僕は小西さんのような日本のヘアトレンドを作る人になりたいですね。小西さんの好きなところですか? たくさんありますけど、一番すごいと思うのはカットスピードの早さ。神業です。お客さまの骨格や肩の位置などを見て、顔まわりも含めて一人ひとり変えているんですけど、毎日そばで見ていて鳥肌が立ちます。1日中小西さんの仕事を見ていても、全く飽きない。そういうところがお客さまに支持される理由なのかなと感じますね。
ゆうだい:クセが強い髪質のお客さまを前にしても、どうやってボブにするの?どうやって似合わせるの?みたいな時も、「うま!」ってなります。
星那:小西さんのカットが終わったら、みんなで見に行って大興奮だよね。
ゆうだい:「そこ、そう行く!?」みたいな話はよくしてるよね。「そこの量は取っていいとこなのか!」みたいな発見もあり。それを同じような髪のモデルさんが来たときにやってみても、同じようにはならないんですよ。そこがまた面白くて奥深い。
かんたろう:一人ひとりに合わせて切っていることがわかるんですよ。
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