「髪切って男っぷりが上がるって本当?」 その疑問に答えるべく、大変身させてみた
小技の効いたカットからスタイリングまで!
施術スタート
豊島「今回、カットとパーマを考えていたんですけど、生明さんのくせ毛を活かして、カットのみで進めますね。まずバリカンで刈り上げを整えます。刈り上げ部分には強弱をつけてグラデ入れると頭の形がよく見えます。今回は生え際部分を短くしてグラデっぽくしますね」
豊島「次にレザーで長さを調節します。今回は頭頂部の毛で刈り上げを隠すようなイメージでカットしていきます」
豊島「ドライ後はボリュームを整えるイメージでレイヤーを入れていきます。」
最後はシザーで最終調整です。
豊島「かなり職人気質かもしれません。美容師なのにバーバーみたいとよく言われます(笑)」との言葉通り、念入りに細かくカット。
豊島「うん、よし!」
これからスタイリングに入ります。
★豊島’sポイント
最初からパーマやカラーなどはオススメしないことが多いです。髪の毛を梳きすぎてスカスカの方も多いので、まずは整えていくことからはじめていきます。2回、3回と通って頂いてから「パーマをかけてみませんか、スタイリングしやすくなりますよ」とご提案することが多いですね。
スタイリングに入ります。
豊島「ワックスは中間の柔らかさのものを使います。シャンプーのように揉み込んで…根元には絶対つけないようにしてくださいね! ボリュームダウンしちゃうので、毛先だけにつけるように」
豊島「バーコードみたいな変な束感が出ちゃうので、前髪の第一線にはワックスは絶対につけないでくださいね」
生明「へ〜知らなかったっす。分かりました」
これで施術は完成です!
生明「なんかいつもと違います…! 表参道すごい!」とお店にきた時とは打って変って表情も明るくなってきました。
★豊島’sポイント
私がメンズのスタイリングをするときは◇(ひし形)のシルエットを意識します。今回も頭頂部の髪をサイドに流し、ハチ横の毛先を引き出してあげることで、顔がスッキリ見えて、柔らかい雰囲気にも見せることができます。
お客さまにスタイリングをするときは、先ほども言っていた通り、
・根元にはワックスをつけない
・前髪の第一線にもワックスをつけない
ということを必ず伝えます。女性のお客さまはご存知の方も多いのですが、男性のお客さまはスタイリングに慣れてない方も多いので、忘れずにお伝えします。また、2~3パターンのスタイリングをその場でレクチャーすることも欠かさず行いますね。
見事に髪型だけで男っぷりは上がったものの、あと一息感は否めない…。そこで、今回は特別に洋服のアドバイスもしていただくことにしました。
(※通常のお客さまには行っていないサービスです)