センス溢れるクリエイティブ美容師の中身を大解剖! 第1回siki代表伊藤竜さん
伊藤さんのセンスの源となるカルチャーを一挙紹介!
僕が普段刺激を受けることが多いのは、小説・映画・二次元ですね。今回は、その一部をご紹介できればと思います。
写真
カメラマンChad Mooreさんの写真
書店で写真集を見つけたことがきっかけで、インスタをフォローしたカメラマン。
寒色に寄った表現が多くなりがちなクリエイティブ系の作品ですが、暖色撮影する方法を参考にしています。暖色+ハイトーンという表現に特化している美容師さんはほかにいないので。
小説
村上春樹の小説
青臭い感じの作品が好きで、小説の文章や言い回しを自分のSNSに載せるメッセージの参考にもしています。特に好きなのは、『ダンス・ダンス・ダンス(講談社)』です。
イラスト
Jun Inagawaさんの描く女の子
Jun Inagawaさんは20歳の若い男性なのですが、最近いろいろなところで活躍している注目のアーティスト。彼のイラストを参考に、甘めの女の子にパンクスの服を着てもらって撮影したいなと思ったりしています。ヘアスタイルというよりは、新しい雰囲気とミスマッチなバランス感に注目しています。ミスマッチ感は自分より若い世代に影響を受けることも多いですね。
花
松陰神社前の生花店「duft(ドゥフト)」
実は花にもこだわりがあります。行きつけの花屋「duft」さんにはお世話になっています。花に触れることでカラーバランスやクリエイティブな発想をするヒントをもらうことも。目に見えない“香り”のパワーも感じることが多く、花から精油を抽出しているアロマを焚いています。今はAPOTHEKE FRAGRANCEのポセヌという香りにはまっています。今後は、生花を使った作品も作ってみたいですね。