美容師が刺激をうけた本と映画 Vol.3- DaB クリエイティブディレクター 澤野秀樹さん-

サロンワークをはじめ、最旬スタイルの提案、お店の運営まで多岐にわたる活動をするサロンの代表や店長、トップスタイリスト。そんな彼らが一体どんな『本』や『映画』に刺激を受けたのかをのぞいてみるのがこの企画。

 

今回はDaB クリエイティブディレクター、澤野秀樹さんが刺激を受けた『本』と『映画』をそれぞれ紹介して頂きました。

 


 

 

[刺激をうけた本]

 

リバーズ・エッジ

©岡崎京子

 

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出版元:宝島社

 

「この物語は、とある高校が舞台ながらも、非日常的でショッキングなできごとをモチーフにしています。なので、なかなか自分の原体験と重ね合わせることができませんが、そのできごとに対して、主人公たちが繊細かつ情熱的、時には冷淡に考え行動する部分が、僕の中にある「ガラス」の一面を今でも思い出させてくれます。今回は漫画をピックアップしましたが、本はジャンルを問わずそのときの気分にあったものを手にとります」

 

 

[刺激をうけた映画]

 

レザボアドッグス/監督クエンティン・タランティーノ

 

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『レザボア・ドッグス』
DVD発売中:1,714円+税
発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

※2015年4月30日現在

 

「映画は自宅で見るのを含めると、だいたい2週間に1本ほど見ます。今まで見てきた中で特に刺激を受けたのが、『レザボア・ドッグス』。オープニングから、音楽、俳優、衣装がパーフェクトで、男としてのカッコよさにヤラれました。ワイルドでダイナミック。それでいてコミカルで繊細な一面ものぞかせる映画です。この映画で描かれる男性像に強く憧れました。僕の目標に大きな影響を与えてくれた1本です」

 

 

プロフィール
DaB

クリエイティブディレクター 澤野 秀樹(さわの ひでき)

1974年生まれ。1998年、DaBへ入社。
現在、DaBのブランディング、アートディレクションをプロデュース。確かな技術とデザイン性の高いスタイルには定評があり、一般誌業界誌の撮影、セミナー、ヘアショーにて幅広く活躍中。

 

 (取材・文/QJナビ編集部)

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