未来がリアルにイメージできた3年目の転機。サロンの母体が変わりゼロからのスタートを切る―♦at’LAV♦ by Belle宇梶祐市さんの働く理由

 

次世代のサロンリーダーを期待される若手スタイリストに聞く「このサロンで働く理由」シリーズ。今回は、「at’LAV by Belle」のスタイリスト、宇梶祐市(うかじゆういち)さんを訪ねました。

 

表参道、原宿、銀座に4店舗を展開する人気サロン「Belle」。宇梶祐市さんは、その原宿店「at’LAV by Belle」で働く注目の若手スタイリストです。入社したサロンの母体が途中から変わるという激動を乗り越え、次世代のリーダー候補として活躍する宇梶さんの人物像に迫ります。

 


 

美容師を目指したのは「好きなことを我慢して過ごすのはつまらない」と思ったから

 

 

実は、高校を卒業したら、料理人になろうと思っていたんです。そのために、調理師の免許を取れる高校に通っていました。でも、調理実習とかで坊主にならなくちゃいけなかったんですよね(笑)。当時からファッションもおしゃれも大好きだったから、「このまま楽しいことを我慢して過ごすのはつまらないな」と思ってしまったんです。

 

高校の友だちのほとんどが飲食業に就職する道を選択するなか、僕は美容専門学校へ行くことを考えはじめました。当時アパレルか美容師かを悩んだのですが、やっぱり手に職をつけたほうがいいと思って、美容師を選んだんです。

 

ただ、うちは母子家庭だったので、親に迷惑をかけてしまうのが唯一の心配でした。でも母親が「特待生になれたら専門学校に行っていいよ」と言ってくれたので、晴れて足利デザイン・ビューティ専門学校に入学することができました。

 

そんな入学の経緯もあったので、入学したときに考えていたのは「とにかく有名店に入って迷惑をかけた母親に恩返ししたい」ということ。そのためにできることはなんでもやろうと思っていました。僕は小中高とリーダー役を買って出るようなタイプではなく、どちらかというと「それでいいよ」と、人任せにしてしまうタイプだったんです。けど、専門学校に入ってからは学級委員をやったり、オープンキャンパスのお手伝いのボランティア、生徒会の副会長をやったりしました。

 

>入社3年目に合併を経験。Belleに変わり得たこととは?

 

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