【YouTube大反響】津賀雅也が魅せる大人美人ショート! 6年ぶりの難易度高めのロングのお客さまをバッサリ切りました!

横顔の美しさを演出するには、毛先の残し方が決め手

 

 

顔まわりはレザーで前上がりに設定します。切り返しによって自然にハイレイヤーが入るイメージです。サイドは顎ラインで、ある程度長めに残してカット。耳の付け根でブロッキングした後、耳にかけます。この時に見えてくる毛先は切りすぎるとくびれてきます。大人美人ショートの場合は、ここはデザイン的にもくびれさせないで、あえて角を残すんです。そうすることで大人っぽい雰囲気が出せます。

 

 

もみあげにはすでにグラデーションが入っている状態ですが、さらにハイレイヤーを足していきます。そしてミドルセクションの毛量を落とすと、キレイなシルエットが見えてきます。

 

次にレザーからハサミに持ち替えます。トップは上に引き出してカット。さらにモヒカンラインでもチェックカット。これで一度ドライします。まだ前髪も顔まわりもいじっていません。全体の長さを設定しただけです。この状態でセニングを入れると上がってしまうので、丸くなりすぎてしまう。大人美人ショートを目指すのならこの時点でウエットカットは一旦終了。この後のドライカットに時間をかけた方がいいでしょう。

 

 

サロンワークの時は、ドライした後の状態でお客さまをお待たせしてしまうと、「これで終わったの?」と心配されるはず。今はまだ全体の何割程度で、ドライした後もさらに切りますとしっかりお伝えした方がいいですね。

 

後半編は動画でどうぞ!

        

 

<まとめ>

後半からのドライカットでは、顔まわりでさらにレザーで毛量を落として軽さを出したり、クセに合わせて内側を間引くようなストロークで毛流れを演出したり…。津賀さんの繊細なテクニックが次々に展開されていきます。また一度引き出したパネルに対して複数のカットテクニックをコンビネーション的に盛り込む方法など、カットのスピードを上げていくノウハウも見せてくれました。ぜひ動画でもお楽しみください。

 

プロフィール
津賀雅也  つが まさや
株式会社OneBloom 代表取締役社長

福岡県出身。歌手活動を経て美容業界へ転身。Londでスタイリストデビュー初月に160万円達成後は伸び悩み、SNSを開始。ショートヘアが次々とバズり、1年後にトップスタイリストへ昇格。その後、表参道店の副店長などの要職を経て2021年春に株式会社OneBloomを設立。九州エリアでLondブランドのサロンを50店舗、500名を目標に展開。年間4000人のショートヘアを担当。

 

インスタID  short_tsuga

 

(文/リクエストQJナビDAILY編集部 動画制作/トカジショウタ)

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