気になるアノ人のヘアとハサミの関係
お客さま9割がボブをオーダー!? 切りっぱなしボブが大ヒット −send by HAIR 永田 邦彦さん
永田さんが語るヘアとハサミの関係−柔らかいラインを出すハサミ
切りっぱなしボブを作るときにこだわっているのは、切り口の柔らかさ。重さを感じさせないよう、軽さ、動きなどの質感作りと、お客さま自身がコテでスタイリングしやすい量感を意識しています。ストロークカット、スライドカット、ランダムな削ぎにも対応できる笹刃のセニングシザーなど、目的に合わせてハサミ4丁を使い分けています。
−使っているハサミを教えてください
(写真右からお気に入り順に)
- 1. SASA6.0インチ
- PYRAMID6.0インチ
- STYLE26 6.0インチ
- SX10 6.0インチ
メーカーは全てトラックスシザー
−お気に入りのハサミについて
ボブのラインをしっかり出したいけれど、切り口は柔らかく仕上げたい。柔らかさを表現するには、ハサミの切れ味が大事なんです。余分な力を必要とせず、ほんの少しの動きでスパッと切れるし、ハンドル部分は3Dで力学的に手にフィットする構造になっているので、長く切り続けることができています。
−ハサミを選ぶとき、重視するポイント
自分にフィットする道具があると快適! ベストパフォーマンスが発揮できると思います。
<プロフィール>
send by HAIR
代表/永田 邦彦(ながた くにひこ)
千葉の大型サロングループを経て、表参道のサロンに7年間勤務。インスタグラムを活用した集客を開始したところ、グレージュカラーで仕上げた切りっぱなしボブが大ヒット。2020年からはsend by HAIRの代表に就任。