美容師が載りたい雑誌No.1! 「ar」編集長に聞いた、「ar」に掲載されやすいサロン・美容師とは!?

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美容師さんは、一緒に誌面を作り上げていく仲間

 

-美容師さんたちからの人気も高くて、編集部にも「arの編集長に話を聞きたい」「arに載るにはどうしたらいいの?」という声がたくさん届くんです。ヘア企画では、どのようにして掲載サロンを選んでいるんですか?

 

笹沼さん「全国誌とはいえ、編集部が東京にあるので、どうしても地方のサロンさんには撮影をお願いできないことも多くて、心苦しいのですが…」

 

村野さん「掲載する際に重視するのは、サロンというよりは、人ですね。美容師さんやスタッフの方から『どこどこっていうサロンの○○さんが上手だよ』と聞いてお願いすることもあって。同業者である美容師さんから信頼されている美容師さんは本物なんだなと思います。なので横のつながりからの情報は大事ですね。

その情報を聞いて、一度、お願いしてみて上手だったら、またお願いするということが多いですね」

 

笹沼さん「あとはやはり私たちも人間なので、人間性は大事だなと思いますね」

 

村野さん「私たちは髪のプロではないので、髪に関してはわからない部分が多いんです。だから撮影中や打ち合わせ中に、『今度、こういうことをしてみたいんだけど…』と美容師さんから企画を提案してくれると、『その企画おもしろそうだからじゃあ、今度、お願いしてみよう』って企画が実現するということもあります。受け身の姿勢ではなくいろいろと提案してくれると、髪への情熱を感じて、こちらもうれしくなりますね」

 

笹沼さん「雑誌は美容師さんの作品を掲載する場ではないので、企画のテーマを理解して、それに沿ってヘアスタイルを作りあげてくれる方には、またお願いしたいですよね。ただ、編集部やスタッフだけではなく、美容師さんとも一緒に作りあげていく雑誌だと思っているので、意見はどんどん言ってもらいたいです」

 

村野さん「いつもムチャばかり言っていて恐縮なのですが、撮影はスタッフ、美容師、モデルのチームワークが大事さを理解してくれる美容師さんには、またお願いしたいなと思います」

 

笹沼さん「100%、こちらの要望に合わせてくれる必要はないと思うんです。『arっぽさのなかで、自分の個性を出してやろう』という野心を持っている美容師さんと一緒に撮影する方が、さまざまな化学反応を起こすことができて面白いかもしれません。

 

あとは、イケメンや美女だと、村野さんの特別枠(※arの大人気企画、イケメン美容師特集など)で、引き上げられることもありますけどね(笑)」

 

-特別枠ですか(笑)。

 

笹沼さん「そうですね(笑)。でもイケメンや美女って、サービス精神が旺盛で、器用な人が多い気がするんですよね。だから、そういう人たちにヘアスタイルの撮影をお願いするっていうのは、実は理にかなっているんですよ」

 

 

-確かに! 納得ですね。ところで、最近はどんなヘア企画が人気なんですか?

 

笹沼さん「最近に限ったことではないのですが、小顔企画は常に人気が高いですね。普段は実用的というよりは、もう少しイメージ寄りの企画が多いのですが、小顔テーマだけは普遍です。あとは頭皮ケア企画。arでは頭皮ケアが浸透する前からずっと頭皮企画をやってきたのですが、それも安定して人気です。それと、本誌ではないのですが『ショート&ボブ』の別冊ムックは、年1回のペースで出している人気ムックです」

 

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