【バレイヤージュVSエアタッチ】圧倒的なインスタ映えを狙うなら筋感マスト。ALIVE白土さんのカラー遍歴 にみる、昔のバレイヤージュと今のエアタッチ。
最終的にたどり着いたのはエアタッチ。
ナチュラル路線をひた走る白土さんにとって、最終的に行き着いたのがエアタッチでした。ハサミで毛量調整をしながらハイライトをどう配置していくかを考えるので、狙い通りのナチュラルなグラデーション表現も可能です。筋感が強く出過ぎることなく、明るくもできるというテクニックは、まさしく白土さんが求めていた表現と合致していました。
「今では僕のお客さまのほとんどがエアタッチですね。お客さまの髪の状態や毛量に合わせてハサミを入れていくのですが、複雑なカラー履歴のある状態でも、エアタッチはカラーの前にカットしていくのである程度対応しやすくなります。またリピートしてもらうことで、前回のブリーチからつなげていくプロセスを踏むことで、ぐんと筋感とミックス感が加わります。お客さまに通い続けてもらうことを前提でデザイン提案ができるのです」
エアタッチは、スタイリストがカットと連動しながらブリーチしていく技術。ヘルプスタッフに一任することなく、技術者自身が行うこともあるため、やや施術時間が増えるが、その分、客単価も上がります。ちなみに現在、白土さんの平均客単価は2万5000円だといいます。
バレイヤージュという技術を一度経験していたからこそ、エアタッチならではの表現力を最大限に駆使し、サロワークに活用しているという白戸さん。エアタッチとバレイヤージュを組み合わせるなど、双方のメリットを臨機応変に生かしたデザインを追求している様子。
「バレイヤージュは目視を基準にブリーチを加えていきます。その一方でエアタッチは、ヘアカットの理論を元にブリーチを加えていくので、よりオートマチックな感覚ですね。それが境目を全く感じさせない絶妙なグラデーション表現も可能にしてくれるので、そういう意味でもエアタッチは気に入っています」
- プロフィール
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白土 諒(しらと りょう)
ALIVE 吉祥寺店/代表
1994年生まれ。東京都出身。資生堂美容技術専門学校卒業後、ALIVEに入社。2年でスタイリストデビューを果たし、ALIVE吉祥寺店オープンを機に23歳で店長に就任。今年5月、そのまま店舗とスタッフを引き継ぐ形で、25歳の若きFCオーナーへと転身。ALIVE全店で新規指名数ナンバーワンを誇る人気カラースペシャリストでもある。
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