Z世代のスター発掘!デビューからわずか3カ月で、ALBUM銀座店のトップスタイリストに駆け上がった川嶋さんのセルフブランディングとは?
SNSでの競争がどんどん激しくなっている近年。デジタルネイティブ世代の若手美容師たちは、どんな武器を持って激しい競争の中を勝ち抜いているのでしょうか?
今回は、サロン全体でもSNSに力を入れているALBUMから、川嶋夕稀さんが登場。昨年11月にデビューし、そのわずか3カ月後にはトップスタイリストに。ALBUM内でも最高峰の売上を誇る銀座店で、驚くべき速さでトップスタイリストになることができた理由や、SNSでのセルフブランディングの方法などについてお話を伺いました。
デビューから3カ月でトップスタイリストに
私が新卒でALBUMに入社したのは、現在のアカデミー制度が始まる前のこと。店舗に配属され、サロンワークと並行してデビューに向けて練習に取り組んでいました。
デビューが昨年の11月で、トップスタイリストに昇格したのはデビューから3カ月後の今年の3月です。
もともとうちのディレクターに、「お前は初月でトップスタイリストになるよね」とずっと言われていたのですが、実際は初月では達成できなくて。それが悔しすぎて、見返したいという思いで頑張っていました。
サロンを選んだ理由は、憧れのひとがいたから
ALBUMを知ったのはインスタからでした。私はもともとヘアアレンジが好きで、インスタを見てかわいいと思うスタイルがALBUMのスタッフのものばかりだったんです。
そのスタイリストのところにお客さんとして通って、このサロンに入りたいと思うようになりました。
SNSに力を入れ始めたのも、ALBUMに入社したいと思うようになってからです。スタイリストになった今でも、毎日投稿を心掛けています。
SNS激戦区のALBUMで見つけた自分の強み
私の投稿は、基本的に動画がメインです。高校生のころに動画アプリが流行り始めて、その頃から動画を作るのは好きだったんですよね。苦に思ったことがなくて。
写真より視聴時間も伸びるので、インスタでも動画で投稿するようになりました。
この投稿をInstagramで見る
動画を撮る時は、なるべく見ている人の立場になって作ることを意識しています。
おしゃれな人のインスタに載ってるものって、検索してみて「あっ、ちょっと高い……」ってなったりするじゃないですか。私はそういうハイセンスな方たちから得た情報をかみ砕いて、自分の投稿に落とし込みたいのでよく見させてもらいますが、美容師のインスタを見るひとってそういう人ばかりじゃないと思うんです。
その美容師に憧れて、洋服やメイク、ヘアアレンジとか、その人自身を参考にしたいと思ってくれる人も多い。だから、真似しにくかったら意味がないと思っていて。
朝に私のインスタを見て、パッと「この服の組み合わせにしてみよう」とか、「今日はこの髪型にしてみよう」とか、真似してもらいやすいものを作るように心がけています。なので、プチプラのものや、ちょっとしたご褒美で買いやすいものをメインで載せるようにしているんですよ。
日常で取り入れやすいポイントが詰まったアカウントであることが、私の強みかなと思います。